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クリントン財団の創設者で第42代合衆国大統領を務めたビル・クリントン元大統領が、2018年2月23~25日に英国のロンドンで開催される第6回年次世界患者安全・科学・技術サミットで、6年連続となる基調講演を行います。患者安全運動財団地域ネットワーク議長団の名誉議長を務めるクリントン氏も、評価の高い参加者グループの一員となります。参加者一同は世界的なリーダー、政府代表、医療機関・病院の最高経営責任者(CEO)、医療専門家、患者擁護団体から成り、世界中で発生している予防可能な病院死に立ち向かうべく、初めてロンドンに集結します。
患者安全運動財団創設者のジョー・キアニは、次のように述べています。「当財団は、病院における予防可能な患者死亡を根絶させるための長い取り組みに、クリントン元大統領が引き続き私たち共に関与されることに大いに期待しています。医療過誤は患者の10人に1人近くに影響を及ぼし、世界で推定300万人を死に至らせています。患者安全運動は、クリントン元大統領の早期での支持と関与がなければ実現できなかったかもしれません。この大義に対する元大統領の揺るぎない傾倒により、最高の精神と心を持つ方々を招集することが可能となり、それらの方々の仕事が世界中で何百万人という人々の命に多大な影響を及ぼしました。」
投薬と関連した過誤から院内感染の発生に至るまで、医療過誤が原因で毎年20万人以上が米国で死亡しています1。医療過誤による死亡は現在、米国における死亡の単独の主因として第3位を占めています。欧州では、院内感染が毎年患者の約20人に1人(推定410万人の患者)に影響を及ぼしており、最も多い4種類の感染は尿路感染(27%)、下気道感染(24%)、手術部位感染(17%)、血流感染(10.5%)となっています2。
ロンドンで開催される第6回年次世界患者安全・科学・技術サミットは、英国保健省の保健大臣であるジェレミー・ハント下院議員(Rt
Hon)が後援し、欧州麻酔学会が共催者となり、患者安全、ケアの質、ケアのコストを劇的に改善するようにケアのプロセスを変革できる実施可能なソリューションによって大きな問題に立ち向かいます。ヘルスケア分野で良心を持つ方々が、モニタリングとフィードバック、リスクの予想、治療法の進歩、判断支援、相互運用性、品質測定の自動化・統合を通じ、患者安全に関する影響力の大きい課題に連携して取り組みます。世界各国の一流の医師、病院管理者、医療技術製造業者、政府代表、患者擁護団体が、患者安全に関する最近の進歩と課題について情報を共有し、本サミットで次の主要な4領域での根拠に基づく新しい「実施可能な患者安全ソリューション」(APSS)を発表します。
患者安全運動財団は昨年、43カ国にまたがる3500軒以上の病院による誓約が、2016年に6万9519人の患者を予防可能な死亡から救うことに結実したことを明らかにしました。これらの病院は根拠に基づくAPSSか、医療過誤による死亡を防ぐその他のプロセスの導入・実施を誓約しています。
患者安全運動は今年、人道賞に加え、2017年患者安全イノベーション賞の3組の受賞者も発表します。
詳細情報については、患者安全運動財団のウェブサイトをご覧ください。報道関係者の皆さまは、http://bit.ly/2mCeyayを通じて、またはTanya
Lyonまで電話((949) 351-2858)または電子メール(tanya.lyon@patientsafetymovement.org)にご連絡いただくことで、プレスパスを請求できます。
患者安全運動財団について
米国の病院で毎年20万人以上、そして世界で300万人が予防可能な要因により死亡しています。患者安全運動財団は、2020年までにこれら予防可能な死亡を0まで(0X2020)減らすべく、マシモ医療倫理・革新・競争財団の支援により設立されました。患者安全を改善するには、患者、医療提供者、医療技術企業、政府、雇用主、民間保険組織を含むすべての関係者の協働努力が必要です。患者安全運動財団は、すべての関係者と協力して患者安全のための実施可能なソリューションをもって問題に取り組みます。当財団は、世界患者安全・科学・技術サミットも開催しています。サミットでは、世界最高の良心の一部を呼び集め、示唆に富む議論や現状打破に挑戦する新しいアイデアを交わします。患者安全運動財団は、患者安全の課題に対処するための具体的で影響力が大きいソリューションである「実施可能な患者安全ソリューション」を紹介し、自社製品の購入者にデータを共有するよう医療技術企業に促し、病院に「実施可能な患者安全ソリューション」を導入するよう呼び掛けることで、2020年までに予防可能な死亡の根絶に向けた活動を続けています。http://patientsafetymovement.org/をご覧ください。
1https://www.hcp.med.harvard.edu/sites/default/files/methodsmakarydaniel_2016_bmj%20%281%29.pdf
2
http://www.euro.who.int/en/health-topics/Health-systems/patient-safety/data-and-statistics
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Patient Safety Movement Foundation
Tanya Lyon
(949) 351-2858
tanya.lyon@patientsafetymovement.org