東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 株式会社東芝ストレージ&デバイスソリューション社は、外付け電流検出抵抗を不要にした最大出力定格40V/3.0Aのバイポーラ・ステッピングモータドライバ「TB67S508FTG」のサンプル出荷を本日から開始します。








プリンタ、OA機器、監視カメラ、ATMなどの金融端末や紙幣識別機、遊戯機器、家電などの機器は、省スペース化およびデザイン性向上のため機器自体の小型化が加速しており、搭載基板の縮小化や筐体内部の熱軽減に向けたセットトータルでの低消費電力化が重要になっています。



新製品は、当社ユニポーラ・ステッピングモータドライバICで先行採用したオリジナル技術:ACDS注1機能を搭載することで、これまでモータ電流検出に必要であった2個の外付け抵抗を不要にしました。さらに小型QFN36パッケージ(実装面積5mm×5mm)を採用しており、当社従来製品に対し実装面積を約66%低減注2できます。



また、ACDS機能により外付け抵抗が不要になることで、外付け抵抗における電力ロスや抵抗値バラツキ誤差が抑制されるため、低消費電力化や高精度な定電流制御にも貢献します。



新製品の主な特長




  • 外付けの電流検出用抵抗が不要
    外付けの電流検出抵抗を必要とせず、高精度な定電流モータ制御を実現する弊社オリジナル技術ACDSを搭載。




  • モータ駆動時の発熱を抑制
    低オン抵抗(0.45Ω(上下和:標準値))の出力DMOSを内蔵しており、ステッピングモータを1A駆動した際の発熱を、弊社従来製品注3に対し約13%低減。




  • 小型パッケージ採用
    小型で放熱特性に優れたQFN36パッケージを採用することにより、省スペース化とコスト削減に寄与。

































































 


製品の主な仕様



品番

 

TB67S508FTG

機能


ステッピングモータドライバ

外囲器


QFN36

I/F


クロック入力およびフェーズ入力

励磁モード


2相、1-2相、W1-2相

出力定格(電圧)


40V

出力定格(電流)


3A

出力オン抵抗(上下和)


0.45Ω(標準)

電源


単一電源駆動が可能

異常検出機能


過熱検出、過電流検出、低電源電圧検出OSCM端子部品オープン/ショート検出

その他搭載機能

 

ACDS機能、ADMD機能注4







































 

注1 :

 

ACDS:Advanced Current Detect Systemの略。

注2 :


以下条件での比較。



既存品 : 検出抵抗(5mm×2.5mm)を2個、QFN48外囲器の既存IC(7mm×7mm)を実装した場合



本製品 : IC(5mm×5mm)を実装した場合

注3 :


最大出力定格40V/3Aの弊社従来製品TB62213AFTG

注4 :


ADMD:Advanced Dynamic Mixed Decayの略。

 


新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。
https://toshiba.semicon-storage.com/info/lookup.jsp?pid=TB67S508FTG&region=jp&lang=ja



東芝のステッピングモータドライバ製品の詳細については下記ホームページをご覧ください。
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/linear/motordriver/stepping-motor.html



お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
ミックスドシグナルIC営業推進部
Tel:044-548-2821
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/contact.html



*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。




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株式会社東芝 ストレージ&デバイスソリューション社
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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 東芝:電流検出抵抗レスのバイポーラ・ステッピングモータドライバICについて