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量子ドットがいかにしてTVの色域を拡大し、HDRを向上できるかについて詳述
米コネティカット州ノーウォーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
インサイト・メディアは本日、ディスプレーにおける量子ドット技術の科学について掘り下げた白書を公表したと発表しました。インサイト・メディアのクリス・チンノックが作成した白書「Quantum
Dots will Power Display Products to the Next
Level」(量子ドットがディスプレー製品を新次元に引き上げる)は、広色域化のオプションやハイダイナミックレンジ(HDR)から量子ドット技術の複雑さまで、広範なトピックについて詳述しています。
本白書は広色域(WCG)ディスプレーの製造で通常利用される3つの技術、すなわちOLED、LCD、量子ドットについて概説しています。
OLED
TVを例に挙げると、低い輝度レベルではDCI-P3色域のほとんどを再現できますが、発光ピークと明度に限界があり、ディスプレーの演色性に影響を及ぼします。このため高輝度では映像が色褪せた感じとなり、カラーボリュームが低下します。OLEDディスプレーにマイクロキャビティー構造を取り入れることで、色飽和度を高め、色域を拡大できます。しかし、マイクロキャビティー構造のトレードオフは、ディスプレーの視野角が狭くなることです。
この27ページの白書は、各ディスプレーを支える技術を掘り下げ、それぞれの技術について長所・短所を明らかにしています。
本白書は、以下を含むトピックを取り上げています。
インサイト・メディアの社長兼創立者のクリス・チンノックは、次のように述べています。「私たちは、驚異的な材料である量子ドットの可能性を探り始めたばかりです。BT.2020の広色域をカバーできるように、ディスプレーの色再現性の改善が進んでいますが、この白書は量子ドットがディスプレーにもたらす素晴らしい機会について取り上げています。量子ドットは、太陽電池や照明からバイオイメージングまで、その他の用途でも利用できるので、注目に値する技術であることは間違いありません。」
現在、量子ドット技術は幅広いLCDディスプレーで利用されており、OLEDディスプレーやその他のLCD技術が可能にするWCGよりも、広色域化が可能です。そしてHDRと併用すれば、量子ドット技術を利用したディスプレーは、市場で最高レベルの画像性能を提供できます。
白書「Quantum Dots will Power Display Products to the Next
Level」の全文をダウンロードするには、インサイト・メディアのウェブサイトをご覧ください。
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Chris Chinnock, 203-831-8464
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