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本日、米アリゾナ州ウィンターズバーグでアリゾナ・パブリック・サービス・カンパニーが運営するパロ・バルデ発電所は、その性能向上に対して米原子力エネルギー協会(NEI)の最高革新的プラクティス(TIP)賞を受賞しました。ウェスチングハウスの燃焼技術ベンダー賞は、ウェスチングハウスのゼファー(Zephyr®)アドバンスト・アクイジション・システムの商用試験運用に成功したパロ・バルデ発電所に授与されました。
ゼファー・アドバンスト・アクイジション・システムは画期的なプローブ挿入方式により、発電所の蒸気発生器に対する定期検査の一環として実施される渦電流検査を、従来よりも迅速に行うことができます。同発電所は2015年春の検査停止の際に画期的なゼファー・システムを使用し、蒸気発生器に対する全体的なプライマリープロジェクトスケジュールを25パーセント削減し、またボビンプローブの使用を45パーセント削減し、放射性廃棄物も半減させました。
パロ・バルデ発電所のジャック・カドガン原子力技術担当バイスプレジデントは、次のように語っています。「ゼファー・システムを活用するウェスチングハウスの要員は、スケジュール、データ、そしてALARAの質を含め、当発電所の期待を上回るものでした。」
ウェスチングハウスのマーク・マラノ米地域・EMEA地域担当プレジデントは、顧客の成功について次のように語っています。「画期的技術の応用に真剣に取り組むパロ・バルデ発電所を認定できることは、当社にとって名誉です。当社は、より有効でコスト効率の高い、安全でクリーンな原子力発電に向け、同発電所を支援してきました。同発電所のリーダーシップとビジョン、革新の推進、そして長期にわたるパートナーとしてウェスチングハウスを選択いただいたことに対し、同発電所を称賛したいと思います。」
1993年以来、毎年恒例のTIP賞は、商用原子力業界をリードする電力会社や技術の名誉を称えてきました。2016年TIP賞の受賞者は、NEIを議長とする審査委員会によって選定されたものです。2016年TIP賞は、NEIが例年開催し世界の原子力業界のリーダーや専門家が出席する原子力エネルギー総会で授与されました。
ウェスチングハウスエレクトリックカンパニー、そして130年におよぶ当社の遺産と革新を、www.westinghousenuclear.comでご覧ください。
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