東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 株式会社東芝
セミコンダクター&ストレージ社は、15nmプロセスの2ビット/セル(MLC)のNAND型フラッシュメモリを搭載したエンタープライズ向けSSDの「HK4Rシリーズ」5製品と「HK4Eシリーズ」4製品を製品化し、本日からサンプル出荷を開始します。








新製品の「HK4Rシリーズ」と「HK4Eシリーズ」は、当社で初めて15nm
MLCのNAND型フラッシュメモリを採用したエンタープライズ向けSSDです。15nm
MLCのNAND型フラッシュメモリを搭載することにより、従来シリーズ[注1]の2倍の容量の製品を含むラインアップをそろえました。当社は、SSD製品の大容量化により、急拡大するエンタープライズ用途で多様化するさまざまな要求に応えます。



また、新製品は当社独自の誤り訂正技術である「QSBCTM[注2]を採用しています。複数のエラー訂正回路で、SSD内部で発生するさまざまなエラーに適切に対処することで、効率的でより精度の高い処理を実現しています。さらに、パワーロスプロテクションやend-to-endデータプロテクションの機能を搭載することでデータを保護し、信頼性を高めています。



「HK4Rシリーズ」はDWPD[注3]が1倍で、最大容量1920 GB[注4]までの5製品をそろえたラインアップで、リードキャッシュやメディアストリーミングサーバーなどの用途に適しています。



「HK4Eシリーズ」の方はDWPDが3倍で、最大容量1600
GBまでの4製品をそろえたラインアップで、メールサーバーやウェブサーバーなどの用途に適しています。



当社は、今後もSSDのラインアップを強化し、多種多様なユーザーニーズに応えると共に、拡大を続けるSSD市場を喚起、けん引していきます。



新製品の主な仕様






















































































































「HK4Rシリーズ」



フォームファクタ

 

2.5型 7.0mm厚ケース

型名

 

Non-SED


モデル




THNSN8120P

 

THNSN8240P

 

THNSN8480P

 

THNSN8960P

 

THNSN81Q92

NANDタイプ


15nm MLC NAND型フラッシュメモリ

記録容量


120 GB


240 GB


480 GB


960 GB


1920 GB

性能



Sustained



シーケンシャルリード



(64 KiB)[注5]




500 MiB/s


Sustained


シーケンシャルライト



(64 KiB)




120 MiB/s


270 MiB/s


480 MiB/s


Sustained


ランダムリード



(4 KiB)




75 KIOPS


Sustained


ランダムライト



(4 KiB)




4 KIOPS


10 KIOPS


12 KIOPS


14 KIOPS

インターフェース


ACS-3, SATA revision 3.2

インターフェーススピード


6.0 Gbit/s , 3.0 Gbit/s , 1.5 Gbit/s

外形寸法





100.0 mm





69.85 mm


高さ


7.00 mm

DWPD

 

1

 











































































































「HK4Eシリーズ」



フォームファクタ

 

2.5型 7.0mm厚ケース

型名

 

Non-SED


モデル




THNSN8200P

 

THNSN8400P

 

THNSN8800P

 

THNSN81Q60

NANDタイプ


15nm MLC NAND型フラッシュメモリ

記録容量


200 GB


400 GB


800 GB


1600 GB

性能

 

Sustained


シーケンシャルリード (64 KiB)




500 MiB/s


Sustained


シーケンシャルライト (64 KiB)




270 MiB/s


480 MiB/s


Sustained


ランダムリード



(4 KiB)




75 KIOPS


Sustained


ランダムライト



(4 KiB)




20 KIOPS


30 KIOPS

インターフェース


ACS-3, SATA revision 3.2

インターフェーススピード


6.0 Gbit/s , 3.0 Gbit/s , 1.5 Gbit/s

外形寸法

 




100.0 mm





69.85 mm


高さ


7.00 mm

DWPD

 

3

 































[注1]

 

「HK3R2シリーズ」と「HK3E2シリーズ」との比較。

[注2]


Quadruple Swing-By Code。QSBCは株式会社東芝の商標です。

[注3]


DWPD: Drive Write Per Day (1日にドライブの全容量を書き換えできる上限回数)

[注4]


記憶容量:1MB(1メガバイト)=1,000,000(10の6乗)バイト、1GB(1ギガバイト)=1,000,000,000(10の9乗)バ
イトによる算出値です。しかし、1GB=1,073,471,824(2の30乗)バイトによる算出値をドライブ容量として用いるコンピューターオペレーティングシステムでは、記載より
も少ない容量がドライブ容量として表示されます。ドライブ容量は、ファイルサイズ、フォーマット、セッティング、ソフトウェア、オペレーティングシステム
およびその他の要因で変わります。

[注5]


1キビバイト(KiB)は1,024バイト(2の10乗)、1メビバイト(MiB)は1,048,576バイト(2の20乗)として計算しています。また、読み出しおよび書き込み速度は、ホストシステム、読み書き条件、ファイルサイズおよびその他の要因で変わります。

 


新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。
・「HK4Rシリーズ」
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/storage-products/enterprise-ssd/hk4r.html
・「HK4Eシリーズ」
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/storage-products/enterprise-ssd/hk4e.html



東芝のエンタープライズ向けSSD製品については下記ページをご覧ください。
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/storage-products/enterprise-ssd.html



お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
cSSD営業推進部
Tel: 03-3457-3432



*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。




Contacts


報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社
高畑浩二
Tel:
03-3457-4963
e-mail: semicon-NR-mailbox@ml.toshiba.co.jp

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 東芝:15nmプロセスMLCのNAND型フラッシュメモリを搭載したエンタープライズ向けSSDの製品化について