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サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- 情報時代のソフトウェア・デファインド・ストレージのリーダーである米Scality社(本社:米サンフランシスコ、CEO:Jérôme
Lecat、以下Scality)と、国内現地法人であるスキャリティ・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:江尾浩昌、以下スキャリティ)は、本日、大規模なデータ・ストレージ環境で問題を抱えているエンタープライズやサービス事業者向けに、ソフトウェア・デファインド・オブジェクトならびにファイル・ストレージの導入の加速を目指し、米Hewlett
Packard Enterprise社
(以下HPE)とのパートナーシップを強化したことを発表しました。このパートナーシップの強化により、エンジニアリング戦略の統合、新たなセールス・リソースやマーケティングへの投資、その他の事業開発プログラムよるgo-to-marketの協業などを実施します。今回の発表は、2014年10月に行われた、米Hewlett
Packard社のApollo 4000ならびにProLiantサーバーとScality
RINGソフトウェアのパッケージ化の発表に続くものです。本日の発表の一環として、米Hewlett Packard
Ventures社は、シリーズDの追加としてScalityへの戦略的株式投資を完了しました。
HPEの上級副社長兼ストレージ担当ゼネラル・マネージャであるマニッシュ・ゴエル氏は次のように述べています。
「エンタープライズ・ストレージ市場は、低レイテンシー指向型とキャパシティ指向型の2つのセグメントへと分岐してきています。弊社は、エンタープライズおよびハイパースケール・サーバーのリーダーであり、all-flashストレージではHPE
3PAR
StoreServを主力に成長を遂げており、Scalityとのパートナーシップを強化することにより、キャパシティ指向型ストレージ分野でもリーダーのポジションに立つことになります。Scality
RINGソフトウェアと、超高密度のHPE Apollo 4510ならびにHPE Apollo
4200を組み合わせると同時に、アドバイザリーとサポート・サービスを加えることにより、ペタバイト級ストレージのコスト削減に必要な柔軟性、耐障害性、そしてパフォーマンスを備えた、市場で最高のオブジェクト・ソリューションを提供することができるようになります。」
センサー・データやモバイル機器、そしてクラウド・ネイティブ・アプリケーションの爆発的な増加は、今後も非構造化データおよび準構造化データの急激な増大につながるため、レガシーのNASソリューションが抱える、性能と容量のミスマッチがより大きな課題となります。エンタープライズやサービス事業者がInternet
of
Things(IoT)活用の方法を検討する際には、従来のファイル・ベースのアプリケーションと新しいオブジェクト・アクセスのパラダイムの間のギャップを埋めることのできるストレージ・ソリューションが求められます。また、こうした変化から、より少ない物理スペースにより多くのデータを格納できるよう、超高密度のコンピュート・ノードのような新たな形のコンピュート・インフラストラクチャが、従来のラック・ソリューションにも必要となります。Scality
RING独自のアーキテクチャを、ハイパースケールに対応したHPE Apollo 4510やHPE Apollo
4200と組み合わせることにより、ペタバイト級のオブジェクト・アプリケーションにも対応できる将来的なソリューションが提供することができます。単一ラックで5ペタバイト超、2Uで224TBに対応するHPE
Apollo
4000シリーズは、キャパシティ指向型コンピューティングの最先端の製品です。グローバルな事業とサポート、そして幅広いパートナー・ネットワークを通じて、HPEは柔軟な調達方法や堅牢なライフサイクル管理、そしてアドバイザリー・サービスを可能にし、お客様が新しいテクノロジーへと移行する際のリスクを低減します。
2015年には様々な出来事がありました。2015年初めには、RING
Version 5.0の提供開始を発表しました。6月には、業界初となるソフトウェア・ベース・ストレージの無償トライアルを発表し、Scality
RINGを無償で試すことができるようになりました。また8月には、シリーズDの完了や、新規に獲得した顧客、新たなリセラーとのパートナーシップも発表しました。10月には、パリに新たなR&Dセンターを開設し、Ernst
&Youngの2015年度アントレプレナーオブ・ザ・イヤーのフランス部門で「2015年度最優秀スタートアップ」に選ばれました。そして今回のHPEによる戦略的投資により、Scalityは新たな段階へと進みます。
ScalityのCEO、ジェローム・ルキャットは次のように述べています。
「データの急激な増加にいかに対応するかは、ストレージ管理者やCIOだけの問題ではなく、経営者や役員にとって最優先課題となっています。昨今のアプリケーション処理には、ストレージとコンピュートのより綿密な連携が求められており、旧来のスタンドアローン・ストレージを扱う事業者やサーバー・フットプリントを持たない企業は戦略の再考を迫られています。HPEが、ソフトウェア・デファインド・オブジェクト・ストレージの業界リーダーであるScality
への投資を決定したことにより、RINGの継続的な改良を重ねると同時に、業界最先端のHPE Apollo 4510やHPE Apollo
4200とのより綿密なパッケージ化が可能となり、エンタープライズ向けのワンストップ・ソリューションが実現します。」
HPE DiscoverでのHPEとScality:
最近、ロンドンで開催されたHPE
Discoverでは、マニッシュ・ゴエル氏がジェローム・ルキャットと共に登壇し、ソフトウェア・デファインド・オブジェクト・ストレージがいかにアイデア・エコノミーに適しているかを語りました。基調講演の様子はこちらからご覧下さい。
関連リンク、映像、および過去の発表:
【米Scality社について】
米Scality社は、情報化時代のソフトウェア・デファインド・ストレージの業界リーダーで、世界で5億人を超えるエンドユーザーにサービスを提供しています。Scality
RINGは、比類無い性能を100%の信頼性で提供し、クラウド・サービスや高精細ビデオ、そしてエンタープライズ・アーカイビング等の高容量ワークロードに最適です。Scality
RINGは、Linuxが動作する標準的なx86サーバー(HPE、Dell、Cisco、SuperMicro他)に対応しており、ファイルやオブジェクト、そしてOpenStackアプリケーションのための大容量ストレージ・プールを実現します。Scality
RINGの基礎となるオブジェクト・ストレージ・アーキテクチャにより、エクサバイトのデータ、そして何兆にものぼるファイルを扱うことができます。通信会社のトップ20のうち7社、ペタバイト規模のクラウド・サービス、そして多くのグローバル2000企業が、ミッションクリティカルなアプリケーションのためにRINGを採用しています。Scalityはサンフランシスコに本社を置き、世界中にオフィスを構えています。
Scality RINGの無償トライアル:http://www.scality.com/free
メディア・エンターテイメントユースケース向けScality RINGの無償トライアル: http://www.scality.com/freevideotrial
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さらに詳細はこちら http://www.jp.scality.com
【本件における報道関係からのお問合せ先】
スキャリティ・ジャパン株式会社
市場開発兼マーケティング
担当:石渡(いしわたり)
Tel: 03-6894-7427 Email: japan.pr@scality.com
または
株式会社パワード
コミュニケーションズ(スキャリティ広報エージェンシー)
担当:若色(わかいろ)
Tel: 03-6902-2106
Email: scality@powered-communications.com