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ダラス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
パンダ・パワー・ファンズは、米国最大級の石炭から天然ガスへの燃料転換プロジェクトである1124メガワットのパンダ「フンメル・ステーション」発電所の資金を提供しました。この発電所は、ペンシルベニア州スナイダー郡のシャモキン・ダム近郊の役目を終えたサンベリー石炭火力発電所の敷地に建設されます。この築65年の400メガワットの発電所は、天然ガス価格の下落とオバマ政権が公布した厳しい環境規制の施行を受けて2014年に閉鎖されました。
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パンダ・フンメル発電所は、マーセラスのシェールガスを燃料とする予定で、このことがプロジェクトに大幅な運転コスト上のメリットをもたらすと期待されています。この発電所が2018年第1四半期に商業運転を開始すれば、フィラデルフィアやニューヨーク都市圏を含む大規模な市場に電力を供給する予定です。
ゴールドマン・サックス、中国工商銀行(ICBC)、インベステックが発電所の優先債務による資金調達の共同主幹事を務め、タームローンAとタームローンBの借入金調達により計7億1000万ドルを確保しました。タームローンBの借入金は、スタンダード&プアーズから初期信用格付BB-と回復率格付「1」の評価を受けました。このパンダ・フンメルの取引は、パンダ・パワー・ファンズが3年半の間に実施した新規の大規模な発電施設に対する7番目の資金提供で、総資金は約60億ドルに上ります。当ファンドは、フンメル・ステーション発電所に1億2500万ドルを投資するシーメンス・ファイナンシャル・サービシズなどの大手機関共同投資家とともにこのプロジェクトに資本を供給します。
パンダ・パワー・ファンズのトッド・W・カーター社長兼シニアパートナーは、次のように述べています。「天然ガス革命が石炭の国の中心部に到達しました。パンダが天然ガスを燃料とするクリーンな発電への道をリードできて誇りに思います。当社は、ペンシルベニア州で学んだことを全国の他の石炭火力プロジェクトに適用する準備ができています。」
雇用創出と経済的メリット
パンダのフンメル発電所は、建設中と施設の稼働中にこの地域に大きなメリットをもたらすと期待されています。発電所を建設する2年半の間に、約900人分の雇用が創出されます。この発電所では、施設運営に約35人が長期に直接雇用され、支援業務として地元で約52人が間接的に雇用されます。
192エーカーのサンベリー・キーストーン特区(KOEZ)の主要テナントとなるフンメル・ステーションは、役目を終えた石炭発電所の敷地でさらなる投資もサポートします。この発電施設は、ペンシルベニア州マーセラスのシェールガス生産企業とその採掘権所有者のために長期的な市場もサポートします。
環境上のメリット
最先端のフンメル・ステーション発電施設では、最新かつ最先端の排ガス管理技術を利用するため、天然ガスを燃料とする全国で最もクリーンな発電所の1つになります。この新たな発電所の電力供給量は、元の石炭発電所と比較して180パーセント増となりますが、SO2とNOXの排出量は90パーセント以上削減されます。パンダ・フンメル発電所は、役目を終えたサンベリー石炭火力発電所と比較して冷却用水を97パーセント削減できるため、ペンシルベニア州の淡水資源保護にも役立ちます。
建設
パンダ・パワー・ファンズは、フンメル施設をターンキーベースで建設するために、シーメンス・エナジーとベクテル・パワー・コープの建設コンソーシアムを選択しました。シーメンスは、天然ガスタービン、蒸気タービン、発電装置、熱回収蒸気発生装置、計装制御システムを含むパワー・アイランド・パッケージを提供します。フンメル発電所のタービンは、シーメンスのノースカロライナ州シャーロットの製造施設で製造されます。
ベクテルは、発電所の系統の設計・調達と発電施設の設置・建設・始動を担当します。
パンダ・フンメル・ステーション発電所は、この地域のMARC
1とトランスコンチネンタルのガス・パイプラインを通じて天然ガスを利用します。フンメル・ステーションは、サスケハナ・ローズランド電力信頼性送電プロジェクトに近いことで恩恵を受けます。これは、オバマ政権の送電迅速対応チームが急速に対応した全国的な7プロジェクトの1つとして最近完成した146マイルに及ぶ500キロボルトの送電線です。
この発電所は、シャモキン・ダム区のサスケハナ川西岸にある役目を終えたサンベリー石炭発電所の跡地とその隣の敷地に建設されます。パンダ・フンメル発電所の電気の相互接続、取水、雨水排出システムは、敷地内の既存インフラを活用します。建設期間は約30カ月です。
パンダ・パワー・ファンズは現在、ブラッドフォード郡とライカミング郡で2つの発電所を建設しています。ペンシルベニア州トワンダに位置する829メガワットの「リバティー」発電所は、2016年第1四半期に商業運転を開始する予定です。ペンシルベニア州ウィリアムズポートの近くに位置する829メガワットの「パトリオット」発電所は、2016年第2四半期に商業運転を開始する予定です。パンダ・リバティー発電所とパンダ・パトリオット発電所は、マーセラスのシェールガス田に近いという利点を活用するために特に開発された最初の2つの電力プロジェクトです。
パンダ・パワー・ファンズについて
2010年に設立されたパンダ・パワー・ファンズは、テキサス州ダラスに本拠を置くプライベート・エクイティ会社であり、大規模な天然ガス発電施設の開発、買収、建設、資金調達、運営の能力を持っています。パンダは現在テキサス州のテンプルとシャーマンで3つの複合サイクル発電所を運転中で、ペンシルベニア州とバージニア州で4つの複合サイクル発電所を建設中です(合計5800メガワット以上)。パンダ・パワー・ファンズは、メリーランド州南部で990メガワットの電力プロジェクトも先行開発しています。ファンドはニュージャージー州南西部に、米国北東部で最大規模となる20メガワットの太陽光発電所を建設しました。パンダ・パワー・ファンズに関する詳細情報は、www.pandafunds.comでご覧いただけます。
原文はbusinesswire.comでご覧ください:http://www.businesswire.com/news/home/20151028005347/en/
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