b. 2024年の診断発生率は流行初期よりも増加 ・新型コロナの流行は、オミクロン株によって爆発的に拡大し、その後は収束傾向と言われるが、診断発生率は五類感染症への移行など社会全体が検査や診療を受けやすい環境へと変化したことなどの影響からか、流行初期である2020年~2022年平均と比べると増加している。 ・また、投薬件数も治療薬の普及に伴い増加傾向にある。
c. 生活習慣病は新型コロナ感染時の重症化リスクを高める ・降圧薬使用者は使用していない人に比べて診断発生率は1.11倍、投薬発生率は1.64倍、入院発生率は2.40倍、ICU入院発生率は3.36倍高い。 ・糖尿病治療薬使用者は使用していない人に比べて診断発生率は1.01倍、投薬発生率は1.74倍、入院発生率は2.60倍、ICU入院発生率は4.11倍高い。 ・脂質異常症治療薬使用者は使用していない人に比べて診断発生率は1.12倍、投薬発生率は1.54倍、入院発生率は1.57倍、ICU入院発生率は1.18倍高い。
d. 歩行習慣や睡眠休養感がないと、新型コロナのリスクは高まる ・歩行習慣がない人は歩行習慣がある人に比べて、診断発生率は1.07倍、投薬発生率は1.12倍、入院発生率は1.25倍、ICU入院発生率は1.36倍高い。 ・睡眠休養感がない人は睡眠休養感がある人に比べて、診断発生率は1.12倍、投薬発生率は1.18倍、入院発生率は1.16倍、ICU入院発生率は1.01倍高い。
e. 家族の人数が増えると、家庭内感染率は増加し、免疫力が低い家族がいる場合、感染の影響が深刻化する可能性家族の人数が増えると、家庭内感染率は増加する ・家族の人数が増えると、家庭内感染率(家族内で誰かひとりが感染した場合に他の家族が1人以上感染する確率)は増加する傾向にある。免疫力が低い家族がいる場合、感染の影響が深刻化する可能性がある。
【住友生命保険相互会社について】 住友生命は、身体的、精神的、社会的、経済的に満たされた「一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイング」を支えるWaaS(Well-being as a Service)をエコシステムとして展開することで、未来に続く住友生命ならではの価値の実現を目指しています。具体的には、中核となる“住友生命「Vitality」”の推進に加え、病があっても幸せに、齢を重ねても幸せにという観点からオープンイノベーションを推進しています。今後は、「Well-Aging」も含めた価値提供範囲の拡大を通じ、ウェルビーイング価値をお届けするお客さまを増やしていきます。 URL: https://www.sumitomolife.co.jp/