SerDesデバイスは、センサーやカメラのネットワークから大量のデータを車載コンピュータ(CPU)へ高速かつ一方向に転送することができる、自動運転車の制御に必要な技術です。現在、ASAのMLをはじめ、MIPIのA-PHY、Analog Devices/OpenGMSLのGigabit Multimedia Serial Link(GMSL(TM))など、複数の車載SerDes規格が市場で競合しており、テレダイン・レクロイはこれらすべての標準化団体に積極的に参画しています。
今回発表された新しいコンプライアンステスト・ソフトウェア「QPHY2-ASA」は、ASA ML v1.1仕様に準拠しており、テレダイン・レクロイが標準化委員会やプラグフェストに初期段階から深く関与してきた知見をもとに開発されました。このソフトウェアは、ASA会員企業による最終仕様に基づいたテスト要件を先取りし、ASA ML v1.1の導入初期から活用可能です。