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 大正製薬株式会社が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ(https://www.taisho-kenko.com)」では、4月16日に「切り傷・擦り傷」を新着公開しました。

 切り傷・擦り傷は、日常生活のふとした時に起きる身近なけがであり、日常生活や運動中にふと油断をして起きるケースが多いです。

 小さな傷の場合、病院に行かずに済ませてしまう人も多いのではないでしょうか? しかし誤った処置をしてしまうと、傷口から細菌が侵入して感染症を起こす可能性があります。傷口から感染しやすい感染症としては、破傷風・蜂窩織炎・劇症型溶結性レンサ球菌感染症などがあり、糖尿病や高血圧などの内科の慢性疾患がある人の他に、持病がなくても疲れている時やストレスなどで免疫力が低下している時に感染症を起こしやすいです。

 本記事にて、正しい処置の方法や、病院での治療法を知り、早く、そして安全に治しましょう。



■傷口は生理食塩水で洗うと痛くない!



 けがをしたら、傷口をよく洗浄することが何より大切です。まずは傷に触る手をよく洗い清潔な状態にします。その後、流水で傷口の土や砂などの異物を取り除いて細菌の感染を防げば、多くの場合、自然に傷は治ります。

 しかし、傷口を水で洗浄すると痛みを感じます。痛みが苦手な人やお子さんには、浸透圧が体と同じで痛みを感じにくい、生理食塩水での洗浄がおすすめです。生理食塩水は、500mLのぬるま湯に5g弱の塩を溶かすだけで簡単に作れます。お子さんと一緒に楽しみながら生理食塩水を作ると、お子さんの傷のケアがしやすくなります。

 きれいに洗浄したら清潔なタオルで水気を取り、傷口をあまり動かさず安静に保ちましょう。



■4月16日 新着健康情報



◇専門医によるヘルスケアアドバイス

「切り傷・擦り傷」https://www.taisho-kenko.com/disease/643/

<目次>

1.擦り傷・切り傷の原因

 ・日常生活のふとした時に起きる身近なけが

 ・擦り傷の原因

 ・切り傷の原因

2.擦り傷・切り傷の症状

 ・適切な処置を怠ると、細菌感染や敗血症(はいけつしょう)の恐れも

 ・傷口からの感染症に注意!

 

3.擦り傷・切り傷の処置、セルフケア

 ・まずは流水で洗浄し、清潔に保ちましょう

 ・傷を処置するときの「5つのポイント」

 ・傷跡を残さないためのポイント

4.擦り傷・切り傷の治療法

 ・受診の目安と治療方法について

 ・まずは慌てず。ただし深い傷は経過観察を



■監修者プロフィール



日本医科大学 大学院医学研究科 形成再建再生医学分野 大学院教授

日本医科大学付属病院 形成外科・再建外科・美容外科 部長

小川 令(おがわ・れい)先生

医学博士。日本医科大学医学部卒業後、会津中央病院形成外科部長、米国ハーバード大学ブリガムウィメンズ病院形成外科組織工学・創傷治癒研究室研究員等を経て現職。メカノセラピーと呼ばれる最先端の医療技術の開発にも携わる。著書に『エキスパートが答える Dr.小川の傷や傷あと治療Q&A』(南江堂)、『傷あと治療:患者さんのためにできること~基礎知識から社会復帰支援まで』(克誠堂出版)など。



大正健康ナビ: https://www.taisho-kenko.com



大正健康ナビでは、生活習慣病などのつらい症状、人には言いづらい悩みの原因、症状、改善や予防法をご紹介。また、気になる症状をすぐにチェックできるコンテンツもご用意。いろいろな疑問にも専門医が分かりやすくお答えします。



大正製薬について



当社は「人々の病気を予防し、健康を増進させたい。」こうした思いから大正元年に創業しました。

以来、100年以上にわたって生活者の皆さまの 健康で豊かな暮らしの実現に貢献するために、病気の予防や治療、健康によりそうべく、医薬品から食品まで幅広い製品ラインアップで、 皆さまのさまざまなニーズにお応えしてまいりました。昨今、健康意識が高まる生活者の皆さまのニーズが多様化しており、このような変化に柔軟に対応しながら高品質な製品とサービスを提供し続けることで、皆さまの健康に寄り添ってまいります。











大正健康ナビ_疾患ナビ「切り傷・擦り傷」.pdf





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情報提供元: @Press