株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之、以下 当社)は、バングラデシュ人民共和国(以下 バングラデシュ)において、効率的な農業を行い、生産性の向上に貢献するためAWD農法(間断灌水により節水、収量増加が見込める稲作農法)の浸透を図る目的で実証事業(以下 本件)を開始します。本件は経済産業省のグローバルサウス未来志向型共創等事業(※1)に採択されており、今後エリアを順次拡大していく予定です。また、AWD農法はメタンガスの発生を削減することで地球温暖化対策にも貢献いたします。 AWD農法実践の普及に際して、バングラデシュ向け事業開発を手掛ける株式会社アジクル(以下 アジクル)と現地マイクロファイナンス機関のANTAR Society for Development(以下 ANTAR)と連携し、営農指導員によるサポートを実施します。また、農業データプラットフォームを展開し、実践データを計測・分析していくことで農業のDX/GX化を目指します。メタンガス計測に関しては現地研究機関であるThe University of Dhaka(以下 ダッカ大学)と連携することで、カーボンクレジット創出に向けたデータ検証を行います。 (※1)令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」: https://gs-hojo-web.jp