臨床現場向けオンプレミスLLM搭載サービス「OPTiM AI ホスピタル」が「病院DXアワード2025」の優秀賞を受賞しました AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、臨床現場向けオンプレミス大規模言語モデル(LLM)搭載サービス「OPTiM AI ホスピタル」が、医療業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する「病院DXアワード2025」において、優秀賞を受賞いたしました。
■「病院DXアワード2025」受賞について 「病院DXアワード2025」は、株式会社CBホールディングス※1が主催する、医療機関向けの先進的なデジタル技術やサービスを表彰するもので、今回が初開催となります。本アワードでは、医療機関の業務効率化、医療サービスの向上、技術革新の観点から評価が行われました。このたび、オプティムの「OPTiM AI ホスピタル」が優秀賞を受賞しました。
さらに「OPTiM AI ホスピタル」は、以下の2部門でも高い評価を受けました。 ・製品・サービスの先進性・独創性を評価する「技術視点」ベストファイブ賞(2位受賞) ・医療従事者がCBnewsサイトを閲覧して投票する「医療従事者投票」ベストファイブ賞(3位受賞)
■「OPTiM AI ホスピタル」とは 医師や看護師などの医療従事者は、診療行為以外にも患者の記録や報告書の作成といった業務に時間を費やしており、特に入退院時の看護サマリーや診療情報提供書の作成が大きな負担となっています。 この課題の解決策として報告書のテンプレート化などいくつかのアプローチが考えられますが、近年の生成AIの発展から、AIの導入による業務効率化に注目が集まっています。 現在市場で確認される他社のLLMサービスでは院内のシステムをインターネットに接続する必要がありました。しかし、この方法では、病院などの個人情報保護が特に重視される環境では、セキュリティ要件を満たすコストが必要となり、医療現場での導入が進みにくいという課題が生じます。
このような背景を受け、外部インターネットへの接続を一切必要としないオンプレミス環境で高セキュリティを確保し、医療現場でも安全に生成AIをお使いいただける「OPTiM AI ホスピタル」を開発しました。
「OPTiM AI ホスピタル」は、シーエスアイの電子カルテシステム「MI・RA・Is(ミライズ)」シリーズとの連携に対応しています※2。他社電子カルテについても、順次対応してまいります。また、その他の院内システムとの接続も進めてまいります。国際標準規格HL7 FHIRおよび、厚生労働省が推進する電子カルテ情報共有サービスへの対応についても予定しています。