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株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『イスラエルとパレスチナ 紛争の解剖学』(トマ・スネガロフ、ヴァンサン・ルミール/著 工藤妙子/訳)を2024年12月18日より刊行いたします。
書誌情報:https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761277772/
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イスラエルと近隣アラブ諸国との間の最初の戦争から75年。なぜ戦いは始まり、なぜいまなお火種がくすぶり続けるのか。
2023年10月7日のハマスによるテロ攻撃をきっかけに、複雑な背景が交錯するイスラエルとパレスチナ問題について、フランスの歴史学者たちがポッドキャストで語り合いました。
フランス国内で大きな反響を呼んだその内容を、一冊にまとめあげたのが本書です。
Q&A形式で構成し、音声コンテンツでは補いきれなかった地図や年表、用語と人名解説を追加しました。
イスラエルとパレスチナの歴史的背景だけでなく、問題の本質がよくわかります。
イスラエルとパレスチナの問題について「今さら人に聞けない」と思っている人にも、理解をより深めたいと考えている人にもおすすめです。
巻末には、NHK解説委員・津屋尚氏による、「2023 年10 月7日後に何が起きたのか」を追加。終わりの見えない争いを知る糸口となる一冊ができあがりました。
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「6つの節目」で問題の本質を解剖する
1897年~ シオニズムの理想郷として
1917年~イギリスの二枚舌外交
1947年~国連による分割決議
1967年~第三次中東戦争
1987年~インティファーダと交渉
2007年~パレスチナ人同士の内戦、そして混乱
トマ・スネガロフ(Thomas Snégaroff)
1974年生まれ。歴史学のアグレジェ。リセやグランゼコール準備級、パリ政治学院で歴史と地政学を教えた後、ジャーナリストとしての活動を始める。テレビ番組「C politique」(フランス5、日曜日)とラジオ番組「Le Grand Face-à-face」(フランス・アンテール、土曜日)の司会進行役。専門は現代アメリカ合衆国。著書にクリントン大統領夫妻とジョン・F・ケネディについての伝記がある。
ヴァンサン・ルミール(Vincent Lemire)
1973年パリ生まれ。1998年、フォントネー・サンクルー高等師範学校卒業。歴史学のアグレジェ。2019年から2023年までフランス国立エルサレム研究所(CRFJ)の所長を務め、現在はギュスターヴ・エッフェル大学教授、欧州研究会議によるオープン・エルサレム・プロジェクトの責任者。
工藤妙子
1974年生まれ。1997年慶應義塾大学文学部文学科仏文学専攻卒業。仏文翻訳家。主な訳書に、クロード・シュロー『クローンの国のアリス』(青土社)、ウンベルト・エーコ、ジャン=クロード・カリエール『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』(CCCメディアハウス)などがある。
書名:『イスラエルとパレスチナ 紛争の解剖学』
定価:1,760円(税込)
判型:A5判
体裁:並製
頁数:168頁
ISBN:978-4-7612-7777-2
発行日:2024年12月18日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761277772/
Amazon:https://amzn.asia/d/9Qsyntl
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