ダイキン工業株式会社のデータサイエンティスト井阪 健が、世界最大級のAIコンペティションプラットフォーム「Kaggle(カグル)」主催の「LLM 20 Questions」において金メダルを獲得しました。この成績により、「Kaggle」のコンペティション経験者の上位1%程度に相当する「Kaggle Master」に認定されました。



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「Kaggle」は2000万人以上のデータサイエンティストやAIエンジニアが技術を向上させ、競い合う世界最大級のオンラインプラットフォームです。コンペティション「LLM 20 Questions」では言語モデル開発の中で、演繹的推論や効率的な情報収集等のスキルが問われました。

本コンペティションにおいて、井阪は参加した832チームのうち9位に入賞、金メダルを獲得し、「Kaggle Master」に認定されました。「Kaggle Master」の認定者は「Kaggle」のコンペティション経験者の上位1%程度です。本認定は、ダイキンのデータサイエンティストの知見と技術力が世界的に認められたものと考えています。

ダイキンは、国立大学法人大阪大学との包括連携に基づき社内講座「ダイキン情報技術大学」を2017年に開設し、DX人材の育成を強化しています。修了生は累計440名に達し、空調機運転データを用いたAI故障診断・エネルギーソリューションの提供、工場の生産ラインのデジタル化、健康で快適な空気・空間の創造等、様々なテーマにおいてDXの推進を支えています。今回「Kaggle Master」を獲得した井阪も「ダイキン情報技術大学」を修了しました。

ダイキンは今後もDX人材の育成をさらに加速させ、カーボンニュートラルに貢献する技術開発やソリューション事業の推進を強化していきます。



■ダイキン テクノロジー・イノベーションセンター 井阪 健のコメント



現在は超音波から温度分布・気流分布を推定するテーマに取り組んでいます。Kaggleへの参加を通じて得た大規模言語モデルに関する知見を空気データの分析に活かし、人々の暮らしを豊かにする空気環境づくりに貢献していきます。



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