アクティブカッパーケーブル「CABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112G」 I-PEX株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長執行役員:土山 隆治、東証プライム市場 コード番号:6640、以下 I-PEX)は、開発中の112G PAM4アプリケーション用アクティブカッパーケーブル(以下 ACC)「CABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112G」に、ブロードバンド向け高性能アナログ半導体製品の大手プロバイダーであるSpectra7 Microsystems Inc.(本社:アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ、Chief Executive Officer:Ronald J. Pasek、以下「Spectra7」)が開発するチップ「GC1122 GaugeChanger(TM)」を搭載します。 I-PEXとSpectra7はこの提携によって、次世代エンタープライズ通信機器の内部接続における、銅線による高速データ伝送ソリューションを提供します。
I-PEXは2024年10月15日~10月17日にアメリカ・カリフォルニア州サンノゼで開催される「OCP 2024」で、エンタープライズ通信機器の内部接続において、「GC1122 GaugeChanger(TM)」と「CABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112GのAWG#46の細径ケーブルアセンブリが、AWG#36の細径ケーブルアセンブリパッシブ接続と同等の伝送速度を発揮することをデモンストレーションします。 「CABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112G」は、2025年上半期のサンプル供給開始を予定しています。
■CABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112Gについて I-PEXのCABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112Gは、112 Gbps PAM4での4レーン接続をサポートするACCソリューションです。製品高さ2.0mm、幅30.95mmのコンパクトな設計により、PCBフットプリントを最小限に抑え、ヒートシンク下のASIC付近に取り付け可能です。サーバーやスイッチの嵩張るケーブルは、機器の冷却に不可欠な通気を大幅に妨げます。CABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112Gは、AWG#46の小径ケーブルでAWG#36接続時と同等の性能を発揮できるため、機器内の空気の流れを改善し、排熱効率や冷却機能の向上に寄与します。また、よりフレキシブルな小径ケーブルの使用で、機器内部の配線が容易になるという利点もあります。