■105番目となる新作「三つの運河の家」を発表 KLMでは1950年代より長距離路線のワールドビジネスクラスにご搭乗されるお客様にオランダに実存する建物をかたどったミニチュアハウスを差し上げています。Bols社のジュネヴァ・ジンを入れた陶製の容器はファンの間でコレクターズアイテムとして定着しています。1994年にコレクションの数が創業年に並んで以来、KLMは毎年10月7日の創立記念日に新作を追加しています。 105周年という節目の今年のモデルは、アムステルダムにある「三つの運河の家」(Het huis aan de drie grachten)をかたどったものです。市内中心部に現存するこの家は1610年に建造され、3つの運河が交錯する立地から「三つの運河の家」と呼ばれるようになり、現在はオランダの国定史跡に指定されています。 17世紀から20世紀初頭にかけて幾度かの増改築を経たこの建物は建築家のヤン・デ・メイヤーに託され、完全に17世紀の状態に戻すため改修が進められました。