GfK/NIQ Japanは、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を公表した。


■タイヤ


 2024年8月の自動車用タイヤ販売は本数前年比6%増と堅調であった。夏タイヤの販売は店頭では本数前年比10%増であったことに対し、インターネットでは同2%減と前年を割り込んだ。インターネットの落ち込みは販売本数の多い155/65/14の本数前年比が26%減と大幅に減少したことの影響が大きく、これに対し店頭では17%増と大幅な伸長が見られた。一方で、冬タイヤの販売はインターネットで好調な伸びを見せており、本数前年比は46%増に達した。


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■エンジンオイル


 2024年8月の自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比17%増と二桁成長を見せた。販売形態別にみると、量り売りは販売量前年比25%増と大幅に伸長し、缶売りは同7%増であった。4L缶の販売は数量前年比4%増と微増であった。店頭では同6%増であったものの、インターネットでは同10%減と前年を下回った。販売数量の多い0W-20は前年並みであったが、0W-16では数量前年比27%増と著しい伸長を遂げた。


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■バッテリー


 2024年8月の自動車用バッテリー販売は数量前年比8%増と堅調であった。店頭販売は数量前年比11%増と好調で、D26(同18%増)とB20(同27%増)の増加がけん引する結果となった。また、EN規格も数量前年比25%増と二桁成長を見せた。インターネット販売の数量前年比は4%増と微増であった。D26では同12%増と好調であったが、B24では同9%減と前年を割り込むサイズも見られた。


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・タイヤはカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットを集計対象としております。
・エンジンオイル及びバッテリーはカー用品店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットを集計対象としております。


情報提供元: @Press