■「CABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112G」開発の背景 近年、サーバーやスイッチといったエンタープライズ通信機器における高速データ伝送の需要が急速に進展しています。これに伴い、各システムで使用される部品に対するシグナルインテグリティ(SI)性能の強化が求められています。 また、サーバーやスイッチの機器内において使用されるケーブルは、伝送ロスを低減させるため、一般的にAWG#36以上の剛性がある太いケーブルが使用されます。こうした太いケーブルは機器内を冷却するエアフローを阻害し、機器の性能を低下させる可能性があります。 I-PEXはこうした市場の課題を解決すべく、112Gbps PAM4の高速伝送に対応し、AWG#46の細いケーブルを使用したアクティブカッパーケーブルタイプのコネクタ「CABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112G」の開発に着手しました。
■「CABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112G」の特長 「CABLINE(R)-CA IIEQ PLUS 112G」は、112Gbps PAM4の高速伝送に加え、AWG#46の細いケーブルの採用とCABLINE(R)シリーズの省スペース設計による小型デザインを両立したアクティブカッパーケーブルです。