CuratOR MIR-1&MIR Browser

EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長 COO:恵比寿 正樹)は、販売中の4Kメディカルイメージングレコーダー「CuratOR MIR-1(以下 MIR-1)」のバージョンアップ版と、メディカルイメージング視聴・管理ソフトウェア「CuratOR MIR Browser(以下 MIR Browser)」を2024年9月5日に発売します。価格はオープン価格※です。
※オープン価格の製品は標準価格を定めていません。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/409105/LL_img_409105_1.jpg
CuratOR MIR-1&MIR Browser

1. 概要
MIR-1は、ヘルスケア市場における手術映像の事後確認や医学研究への利活用のニーズに応え、2023年6月に発売した当社初の医療用レコーダーです。内視鏡や手術顕微鏡、術野カメラなどからの医療映像を4K解像度と毎秒60フレームの高画質で録画できます。

今回のバージョンアップにより、録画した映像をネットワーク経由でファイルサーバーに転送し保存することが可能になりました。録画終了後に転送保存することはもちろん、録画中にリアルタイムに転送保存することも可能です。

さらに、これに合わせて、新開発のソフトウェアMIR Browserを発売します。MIR Browserは、記録された医療映像を医局やカンファレンスルームのPCで簡単に視聴、管理、編集することができるソフトウェアです。MIR-1で録画した映像をMIR Browserで管理することで、患者への説明、医学研究、医師の後進育成のための映像の利活用をよりスムーズに行えるようになります。

当社は、映像の「撮影・記録・配信・表示」からなるImaging Chainを通じて、「映像」の利便性と価値のさらなる向上を目指しています。今後とも、このようなハードウェアの進化や新たなソフトウェアの開発により、Imaging Chainの強化を図ります。


2. 主な特長
<MIR-1のバージョンアップによる進化ポイント>
■医療映像をネットワーク経由でファイルサーバーに転送・保存
MIR-1本機での医療映像の記録は、ネットワークを介して院内のNAS(Network Attached Storage/ファイルサーバー)へリアルタイムに保存することができるようになりました。また、本機への録画が完了した後に、映像をNASへ転送することも可能です。これにより、ハードディスクなど外部メディアの取付けや取外しに伴う手間を省くことができ、外部メディアの紛失による情報セキュリティのリスクを避けることができます。

<MIR Browserの主な特長>
■記録した医療映像をPCで視聴
MIR-1からNASやハードディスクなどの外部メディアに保存した手術や検査などの医療映像を、MIR Browserをインストールした医局やカンファレンスルームのPCで視聴できます。

■医療映像を患者情報と共に管理
録画映像の視聴だけでなく、MIR-1による映像の録画時に付与した患者情報を含む医療映像の管理が可能です。患者名や患者ID、録画日時をもとに、医療映像を整理・検索でき、さらには手術情報などのフリーワードをコメント入力することで、検索性を高められます。

■医療映像の編集に役立つ機能を搭載
映像の特定箇所を指し示す矢印などが描けるアノテーション機能、個人情報を保護するマスキング機能、3D映像の2Dプレビュー機能など、二次利用時に便利な編集機能を備えています。
さらに、1フレームを静止画として保存、またはカット編集機能によって医療映像の二次利用したい部分だけを選択、切り出して動画として保存可能です。


3. 詳細
> CuratOR MIR-1製品ページ
https://www.eizo.co.jp/products/curator/mir-1/
> CuratOR MIR Browser製品ページ
https://www.eizo.co.jp/products/curator/mir-browser/


本製品は医療機器ではありません。EIZO、EIZOロゴ、CuratORは、EIZO株式会社の日本およびその他の国における登録商標です。


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