本システムの導入図 株式会社NTTデータ イントラマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:中山 義人、以下:イントラマート社)は、大同火災海上保険株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:松川 貢大、以下:大同火災)が営業プロセス変革を目的に、イントラマート社の営業支援ツール「intra-mart DPS for Sales※1(以下:DPS for Sales)」を導入したことを発表します。
■DPS for Sales導入の背景 日本で唯一、地方に事業基盤を置く損害保険会社である大同火災は、沖縄県内を中心に保険事業を展開し、近年では地域経済のさらなる発展に向けた中期経営計画に基づくIT戦略の下、デジタルテクノロジー活用への投資を加速しています。情報系システムの刷新としては「脱Notes」に着手し、イントラマート社のエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を活用した社内グループウェア「ゆいマート」による業務効率の向上を実現しています。一方、営業活動においては、企業顧客の案件・商談管理にExcelを使うケースが多く、管理の重複から入力・閲覧作業が非効率かつ煩雑になり、情報管理のサイロ化による課題が併発していました。 管理職のマネジメントや各支社間の横の情報共有にも時間を要することから、データを一元的に管理し活用できる仕組みの構築が必要不可欠でした。そこで営業プロセス変革の基盤となり得るSFAの導入を検討し、「DPS for Sales」を採用しました。
■DPS for Salesを選んだ理由 今回の採用に際して、主に以下の3点を高く評価いただきました。 ・社内グループウェアおよび代理店向け業務システムのプラットフォームとして運用するintra-martと柔軟に連携できること ・他ソリューションと比較して圧倒的なコストメリットがあったこと ・営業部門と共に育てていく徹底的に活用されるシステムとして、見た目や操作性を内製開発で工夫できること
■ DPS for Salesの導入による効果 今回の導入により、大同火災は主に以下の4点の効果を上げています。 ・顧客情報や案件情報を一元管理することでガバナンスを担保、ナレッジ含めスムーズな情報共有を実現 ・営業の活動記録に対するリアクション機能によって現場のモチベーション向上に寄与 ・従来Excelで管理していた独自の帳票をDPS for Sales上で再現することができ、業務効率が向上 ・活動記録をスマートフォンからも簡便に登録できるようになったことで、隙間時間の有効活用を促進
大同火災は今後、DPS for Salesの機能拡充ならびに各システムとの連携強化で社内、代理店網を含めたプロセス変革を推進するとともに、蓄積されたあらゆるデータを活用しながらDXの基盤整備に注力する方針です。イントラマート社は今後も、ローコード開発と業務プロセス全体の自動化・デジタル化によるお客さまのDX実現に貢献します。
※1:intra-mart DPS for Salesは、顧客接点領域からバックオフィス業務につながる全ての業務プロセスをデジタル化・自動化し、属人化の解消や業務効率・顧客エンゲージメントを向上させるイントラマートの総合ソリューション「intra-mart DPS(Digital Process Solutions)」のラインナップの一つです。 https://dps.intra-mart.jp/forsales/