タカラバイオは、再生・細胞医療・遺伝子治療分野のCDMO(医薬品受託製造企業)として、国内外の製薬企業やバイオベンチャーに遺伝子治療薬の開発・製造・品質試験のワンストップサービスを提供しています。CDMO事業の拠点である「遺伝子・細胞プロセッシングセンター(CGCP:Center for Gene and Cell Processing)」は、遺伝子治療の研究から医薬品のGMP(医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準)およびGCTP(再生医療等製品の製造所における製造管理および品質管理の基準)に対応した製造を行い、アデノ随伴ウイルスベクターを含む各種ウイルスベクターの製造受託サービスを提供しています。 この度、サーモフィッシャー製の50リットル、500リットル、3,000リットルの培養サイズのバイオリアクター各1基を導入したことで、プロセス開発から製造スケールまでの培養が可能になりました。 サーモフィッシャーの当製品は、お客さまの細胞培養へのニーズに対応したシングルユースの培養槽で、50リットル、500リットル、3,000リットル、5,000リットルの4つの培養サイズで製品ラインナップを揃えています。直方体デザインとユニークな攪拌翼(インペラ)の採用により、細胞へのストレスを抑えた穏やかな攪拌と、酸素要求性の高い細胞の培養にも対応可能な攪拌効率を両立します。