Technogymは、フィットネスクラブなどの商業施設だけでなく自宅でも人々が快適に運動できるようにするため、住宅インテリア環境にフィットするデザイン性の高いホームウェルネス製品を製造・販売しており、毎年ミラノサローネで最先端のホームウェルネスソリューションを紹介するブース展示を行っています。2024年のミラノデザインウィークではフィエラミラノでのミラノサローネにおけるブース展示に加えて、世界各国から40組のデザイナーとアーティストを招き、Technogym Benchのボディをキャンバスにした「Design to Move」プロジェクトを通じて、デザインとウェルネス、スタイルと機能性、そして有形のムーブメントと無形の感情といった、Technogym創業以来常に重要ないくつかの背反的な要素の特別かつ深い関係を探ります。
「Design to Move」は、世界的に高い評価を得ている建築家兼デザイナーのジュリオ・カッペリーニと共同で考案、計画されました。また、ブルーナ・ロッカサルヴァがキュレーションを手掛け、個々のアーティストやデザイナーの芸術的そして文化的なレンズを通してウェルネスの概念を解釈するように促しました。4月15日(月)の開会セレモニーは、レオナルド・ダ・ヴィンチの生誕記念日を記念してイタリア政府が制定した「メイド・イン・イタリー・デー」の祝賀行事に合わせて行われます。 「レオナルドが教えてくれたように、ムーブメントはあらゆる生命の根源です。過去40年間、私たちはウェルネスを通じて人々がより良い生活をするための支援に日々取り組んできました。デザインとは常に私たちの人生における不可欠な要素であり、単なる機能的なものを感情的なものへと変換し、ニーズを願望に変える強力な味方です。世界をより良くしていくという私たちの夢に、多くのデザイナーやアーティストが参加してくれたことを誇りに思います」と、Technogymの創業者兼CEOネリオ・アレッサンドリは述べています。
「Design to Move」で展示されるTechnogym Benchのうち、15台のユニークな作品がサザビーズとのコラボレーションで2024年9月にオークションにかけられます。他の25台のTechnogym Bencheは、Technogymより販売される予定です。オークションとTechnogymによる販売の収益はすべて国連児童基金(UNICEF)に寄付されます。
「Design to Move」には、アントニオ・チッテリオ、パトリシア・ウルキオラ、ケリー・ホッペン、ピエロ・リッソーニ、ワルテル・デ・シルヴァ、ロルフ・ザックス、エレナ・サルミストラーロ、ミケーレ・ボーナンなど現在世界の最高レベルで活躍しているデザイナーやアーティストが参加し、ムーブメントに対する独自の洞察と解釈を提示しますが、日本からは佐藤オオキ氏率いるnendoがこのベンチのデザインワークに参加しています。