BSI、「変化への渇望」レポートを発表 BSI(The British Standards Institution、以下「BSI」)はWaterwiseと提携し、英国、米国、日本、中国、オーストラリア、フランス、ドイツの7ヶ国を対象に、水不足に関して信頼できる参照可能かつ追跡可能なデータを取得し、これを照合しました。そして調査から見えた課題と解決策をまとめたレポート「変化への渇望:ウォーターポジティブな未来を守る」(以下、「変化への渇望」)の日本語版を発表しました。
BSI Centre of Excellence for Sustainability担当ディレクターであるMartin Townsendは、次のように述べています。 「水は、最も基本的かつ貴重なものですが、過小評価されている資源の1つであり、私たちの世界をつなぐ青い糸です。水を賢く利用することは、人々の健康と生物多様性に富んだ自然環境の維持、十分な食糧供給の確保、経済成長への貢献といった重要なメリットをもたらします。しかし、水を賢く利用し効率的に管理するための行動を起こさなければ、水に対する需要は増え続け、持続可能性が損なわれることは明らかです。 すでに多くの国々や個人が、水不足の影響や節水の重要性に深い関心を示していますが、今こそ世界中の人々が団結して、他の環境問題と同様にこの問題に注意を払うべきです。私たちが連携すれば、野心を行動に変え、持続可能な水の未来に向けた歩みを加速させることができます。」
- 注記 - ※1:Whilst water is abundant on Earth, only between 1-3% is freshwater, of which approximately 0.5% is considered accessible (Water security is a national security issue: What's needed now, World Economic Forum, February 2023) ※2:Research conducted for BSI in 2023 by Malvern Insight & Yonder in May 2023. Consumers: Data based on 1,020 interviews (514 UK, 506 USA) with nationally representative sample. SMEs: Data based on 223 interviews (120 UK, 103 USA) with decision-makers within SMEs (up to249 employees).