■PAS(公開仕様書)とは PAS(Publicly Available Specification)とは「一般に公開されて誰でも使用できる規格」であり、日本語では公開仕様書と呼ばれます。「信頼できる公に認知された規格を作成したい」という要望があれば、どのような組織(企業、政府機関、団体、NPO、学術機関など)でも作成が可能であり、世界の規格開発で広く利用されている「コンセンサス・ベースアプローチ」に基づき、BSIが長年の経験と実績に基づいて作り上げた規格開発のプロセスに従って作成されています。発行者は国際機的・公的な規格策定機関に限定され、日本でPASの発行が行えるのはBSIジャパンのみです。 対象のPASが国際的に活用された実績をもとに、BSIが国際規格への昇華をISO(国際標準化機構)に提案したことで、ISO規格化されたPASも数多くあります。