第3回シンポジウム「富岳百景」


ヨビノリたくみ氏

高度情報科学技術研究機構(理事長 田島 保英)は、2023年12月1日(金)に、第3回スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラムシンポジウム「富岳百景」―成果創出加速プログラム・政策対応利用課題・Society 5.0推進利用課題―を開催します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/375863/LL_img_375863_1.jpeg
第3回シンポジウム「富岳百景」

スーパーコンピュータ「富岳」が動き出して4年。その間に、文部科学省が推進する「富岳」成果創出加速プログラムで生まれた様々な研究成果に加えて、今年は、政策対応利用課題、Society 5.0推進利用課題の成果についても、第一線の研究者から皆様に向けてわかりやすくご紹介します。

また、パネルディスカッションでは、特に理系の学生の間で絶大な人気を誇る教育系YouTuber、ヨビノリたくみ氏をコーディネーターに迎え、「計算科学の未来、AIとの融合」について、リアルタイムでディスカッションを行います。

参加は無料です。どなたでもご参加いただけますので、是非お申込みの程よろしくお願いします。

詳細はこちら: https://fugaku100kei.jp/events/kasoku/2023/


【開催情報】
開催名称 : 第3回スーパーコンピュータ「富岳」
成果創出加速プログラムシンポジウム「富岳百景」
―成果創出加速プログラム・政策対応利用課題・
Society 5.0推進利用課題―
開催日時 : 2023年12月1日(金) 10:00~17:30
開催場所 : オンライン(Zoom)
対象 : 企業・一般の方・高校生・大学生
主催 : 一般財団法人 高度情報科学技術研究機構
参加費 : 無料(*事前の参加申し込みが必要です)
参加申込URL: https://fugaku100kei.jp/events/kasoku/2023/


【講演紹介】
■講演(10:10~11:50)「安心安全な社会の実現」
発表課題:
・日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震に係る長周期地震動の検討
政策対応利用課題(内閣府)
・豪雨防災、台風防災に資する数値予報モデル開発
政策対応利用課題(気象庁)
・経済活動と感染拡大防止の両立の実現のための「飛沫シミュレーション」の実施
政策対応利用課題(内閣感染症危機管理統括庁)
・「富岳」を基軸とした創薬DXプラットフォームの構築
Society 5.0推進利用課題(一般財団法人ライフインテリジェンスコンソーシアム)

■講演(13:30~15:30)「未来社会の創造」
発表課題:
・AIの活用によるHPCの産業応用の飛躍的な拡大と次世代計算基盤の構築
領域:産業競争力の強化
成果創出加速プログラム 課題代表者:加藤 千幸(東京大学)
・シミュレーションとAIで解き明かす太陽地球環境変動
領域:防災・減災、環境問題/基礎科学の発展、新領域
成果創出加速プログラム 課題代表者:堀田 英之(名古屋大学)
・「富岳」が拓く次世代航空宇宙モビリティとその社会システムへの展開
領域: 防災・減災、環境問題
成果創出加速プログラム 課題代表者:伊藤 恵理(東京大学)
・包括的計測情報による多種全脳データ同化と特異的振動活動の探求
領域:健康長寿社会の実現/基礎科学の発展、新領域
成果創出加速プログラム 課題代表者:五十嵐 潤(理化学研究所)

■パネルディスカッション(15:50~17:10)「計算科学の未来、AIとの融合」
・コーディネーター
教育系YouTuber、SNSインフルエンサー ヨビノリたくみ

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/375863/LL_img_375863_2.jpg
ヨビノリたくみ氏

・パネリスト
「富岳」成果創出加速プログラム 領域総括/東京大学 大学院理学系研究科 教授 常行 真司
東京大学 先端科学技術研究センター 教授 伊藤 恵理
理化学研究所 計算科学研究センター 高性能人工知能システム研究チーム 上級研究員 五十嵐 潤


【スーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」とは】
スーパーコンピュータ「京」の後継機として理化学研究所が設置し、2021年3月から共用を開始した計算機。2020年6月以降、世界のスーパーコンピュータに関するランキングにおいて、4部門で4期連続1位、うち2部門で8期連続1位を獲得するなど、世界トップレベルの性能を持つ。
(「富岳」については、理化学研究所計算科学研究センターHP https://www.r-ccs.riken.jp/jp/fugaku をご覧ください。)
情報提供元: @Press