令和5年 逸青会


尾上流四代家元 三代目尾上菊之丞


茂山千五郎家 狂言方能楽師 茂山逸平


長男 羽鳥嘉人

日本舞踊の流派のひとつである尾上流(事務所所在地:東京都中央区 家元:尾上菊之丞)四代家元三代目尾上菊之丞と、大蔵流茂山千五郎家の狂言方能楽師である茂山逸平は、2023年12月9日(土)に京都の金剛能楽堂で、12月16日(土)に東京のセルリアンタワー能楽堂で第15回目となる「逸青会」を開催、10月2日(月)チケットを販売開始いたします。日本舞踊、狂言の古典作品をそれぞれ上演の後、新作「ひまわり」には初めての試みとして落語家の古今亭菊之丞さんをゲストにお迎えし、日本舞踊×狂言×落語の新境地に挑戦いたします。

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令和5年 逸青会

■逸青会(いっせいかい)とは
舞踊家・尾上菊之丞と狂言方能楽師・茂山逸平が互いのジャンルを越え、新しい形としての舞踊と狂言の可能性を追求している二人会です。2009年より毎年創作を重ねさまざまな形で継続して開催、この度15回目を迎えます。古典作品の上演に加え、互いのジャンルの研鑽と、「舞踊」「狂言」という似て非なる芸能を合わせ、単なるコラボレーションに終わらない新しい可能性を求めて毎回「舞踊狂言」として新しい作品を創作、発表しています。現在までに10を超える逸青会オリジナル作品が生まれています。


■第15回「逸青会」ゲストは落語家、新境地に挑む
日本舞踊と狂言それぞれの古典作品をご覧いただいた後、新作「ひまわり」をご覧いただきます。古典作品は日頃からご縁の深い方々にもご出演頂き、3日間異なる演目を上演いたします。
今回の新作「ひまわり」のゲストには落語家の古今亭菊之丞さんをお迎えし、日本舞踊×狂言×落語からなる逸青会の新境地に挑戦致します。


■公演概要
公演日時 : <京都>2023年12月9日(土) 15:00開演(14:30開場)
<東京>2023年12月16日(土) 12:00開演(11:30開場)
2023年12月16日(土) 16:00開演(15:30開場)

場所 : <京都>金剛能楽堂(京都市上京区烏丸通中立売上ル)
<東京>セルリアンタワー能楽堂(東京都渋谷区桜丘町26番1号 地下2階)

入場料 : 6,000円(※全席指定/税込、お席の指定はできません)
チケット申込: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScl4NO00em2OXFjz8_b9zRLkpq0NHcy7i7UrPhMdLtBnSHvdA/viewform
チケットに関するお問い合わせ先:
TEL 03-3541-6344(平日10:00-18:00)/MAIL info@onoe-ryu.com

演目 :
【京都】2023年12月9日(土) 15:00開演
一、粟餅(常磐津) 尾上菊之丞・尾上京
二、栗焼(狂言) 茂山逸平・茂山茂
三、ひまわり(新作) 尾上菊之丞・茂山逸平・古今亭菊之丞

【東京】2023年12月16日(土) 12:00開演
一、末広狩(長唄) 尾上菊之丞・羽鳥嘉人
二、無布施経(狂言) 茂山逸平・茂山茂
三、ひまわり(新作) 尾上菊之丞・茂山逸平・古今亭菊之丞

【東京】2023年12月16日(土) 16:00開演
一、賤の苧環(長唄) 尾上菊之丞
二、茶壷(狂言) 茂山逸平・茂山茂・茂山七五三
三、ひまわり(新作) 尾上菊之丞・茂山逸平・古今亭菊之丞

特典 :「菊之丞 FAN CLUB」PREMIUM会員様でご観劇の方には、
特典のプレゼントがございます。
当該の方には別途ご案内させていただきます。


■尾上流(おのえりゅう)とは
日本舞踊尾上流は1948年(昭和23年)歌舞伎俳優尾上宗家の六代目尾上菊五郎によって創立されました。「品格、新鮮、意外性」を初代家元の言として大切にしています。六代目尾上菊五郎の歩んだ日本舞踊の理念に基づき、上品な舞踊、格調の高い舞踊芸術を掲げ、日本の文化を絶やさずその魅力を国内外へ伝え続けます。


■尾上流四代家元 三代目尾上菊之丞 (おのえ きくのじょう)

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尾上流四代家元 三代目尾上菊之丞

1976年生まれ。2歳から父に師事し5歳で初舞台、2011年尾上流四代家元を継承し、三代目尾上菊之丞を襲名。新作の創作にも力を注ぎ、様々な作品を発表。日本を代表する和太鼓奏者、林英哲氏をはじめとする様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションにも積極的に挑戦している。2023年10月12,13日に上演される新派の子「新編 糸桜」ではストレートプレイに初めて出演するなど、活動の幅を広げる。
京都芸術大学非常勤講師。


<振付>
新作歌舞伎「刀剣乱舞」、尾上菊五郎劇団「NINAGAWA十二夜」、歌舞伎NEXT「阿弖流為」、ラスベガス歌舞伎公演「鯉つかみ」「獅子王」、スーパー歌舞伎II「ワンピース」「オグリ」
宝塚歌劇団、万国博覧会、フィギュアスケートショー「氷艶」など、多岐に渡る。

<演出>
「新作歌舞伎 風の谷のナウシカ」、「赤胴鈴之助」、OSK日本歌劇団「ツクヨミ」「光」、高橋大輔主演アイスショー「Luxe」などを演出。
新橋「東をどり」、先斗町「鴨川をどり」の花街舞踊でも演出振付を手掛けている。

オンライン上での発信にも力を注ぎ、日本舞踊藤間流家元・藤間勘十郎氏と二人で古典芸能オンラインサロン「K2 TEATRE」を主催。日本舞踊界初の映像作品、日本舞踊Neo「地水火風空そして、踊」では作・演出を務める。

■■コメント■■
逸青会も15年。能舞台にこだわって色々な作品を創ってきましたが、今年は新境地開拓。
そしてゲストに同名の古今亭菊之丞さんを迎えて、どんな世界をお見せできるか今から楽しみです。
かわるものありかわらぬものあり。長男嘉人との初共演も是非よろしくお願いします。

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長男 羽鳥嘉人

尾上流 ホームページ: https://onoe-ryu.com/
Instagram : https://www.instagram.com/kikunojoonoe3
菊之丞 FAN CLUB : https://fanclove.jp/club/kikunojo3
古典芸能オンラインサロン<K2 THEATRE>(ケーツーシアター):
https://community.camp-fire.jp/projects/view/302109


■狂言 大蔵流茂山千五郎家とは
茂山千五郎家は江戸時代初期から歴史に残る京都在住の狂言の家系です。貞享4年(1687年)の文献に【油小路通四条下る】に「茂山徳兵衛」という狂言師が記されており、この徳兵衛が五代目、姫路藩、本田忠国のお抱えで十五世宗家の弟子であったことも分かっております。(※現在は十四世茂山千五郎が当主)長い歴史がありながら、茂山千五郎家では十世正重(二世千作)の「お豆腐のような狂言師」という言葉が大切に語り継がれています。
一部の方だけが楽しむ、限られた世界の芸能ではなく、「いつの世も、どなたからも広く愛される、飽きのこない、そして味わい深い」そんな「お豆腐狂言」を目指しています。


■狂言方 能楽師 茂山逸平(しげやま いっぺい)

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茂山千五郎家 狂言方能楽師 茂山逸平

1976年生まれ。4歳の時『業平餅』の童にて初舞台。その後『千歳』『三番三』『釣狐』を披く。1994年に、宗彦、茂と「花形狂言少年隊」を結成し活躍。また2000年より心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=「TOPPA!」を千三郎、正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、童司と共に主催し、活動。NHK連続テレビ小説「京、ふたり」「オードリー」「ごちそうさん」他、舞台・CMにも数々出演。

2006年より「HANAGATA」を正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、童司と共に再開。2020年からはHANAGATA改め「Cutting Edge KYOGEN」として企画・製作・出演までを自分たちでおこない活動している。2006年秋から1年間フランスに留学。2009年より「逸青会」を主催。


■■コメント■■
今年の逸青会は横内先生に筆を取って頂き、落語家の古今亭菊之丞さんにお力添えを頂きます!
ダブル菊之丞に振り回される逸平が見れる!?はたまた逸青会新境地の社会派ハートフルコメディ!?
乞うご期待!!

茂山千五郎家 : https://kyotokyogen.com/
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情報提供元: @Press