GfK Japan(東京:中野区)は、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を公表した。


タイヤ


2023年7月の自動車用タイヤ販売は、本数前年比7%減と低調であった。店頭では同2%増であったものの、インターネットでは同21%減と大幅な落ち込みとなった。夏タイヤの本数前年比は11%減であったことに対し、冬タイヤは同80%増と好調な滑り出しを見せており、店頭販売を地区別にみると北海道では前年同月の6倍、北陸では4倍に至った。タイヤ全体の税抜き平均価格は11,122円と前年同月から15%上昇し、店頭では13%、インターネットでは15%上昇した。平均価格が上昇したことで、販売本数が減少しつつも、金額前年比は6%増と堅調に推移した。店頭の金額前年比は15%増であったものの、インターネットでは8%減と前年を下回った。


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エンジンオイル


2023年7月の自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比7%増と堅調であった。しかしながら4L缶の販売は数量前年比7%減で、店頭では同5%減、インターネットでは同20%減と前年同月を下回った。4L缶の主要な粘度では、0W-20が数量前年比5%減、5W-30が同13%減であった。4L缶の税抜き平均価格は4,240円と前年同月から13%上昇し、店頭、インターネットともに13%上昇した。その結果、4L缶の金額前年比は5%増と前年を上回った。店頭では6%増であったことに対し、インターネットでは10%減であった。


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バッテリー


2023年7月の自動車用バッテリー販売は数量前年比7%増と堅調であった。店頭では同6%減であったものの、インターネットでは同32%増と著しい伸長を見せた。主要なJIS規格では、D23が数量前年比14%増、D26が同15%増と販売を伸ばした一方、B19は同2%減と前年から縮小した。バッテリー全体の平均価格は前年同月から7%上昇し14,013円となり、店頭では8%、インターネットでは17%上昇した。結果、金額前年比は15%増と好調で、店頭では同8%増、インターネットでは同54%増に達した。


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・タイヤはカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットを集計対象としております。
・エンジンオイル及びバッテリーはカー用品店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットを集計対象としております。




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情報提供元: @Press