株式会社RATH( https://rath.co.jp )(以下「当社」という)は、生成AI機能の研究開発と、その成果を用いたビジネスプロデュースを進めておりますが、生成AIの社会実装を容易に行う「Partner AI Platform」の商用サービスリリースを2023年3月に発表させて頂き、更にこの「Partner AI Platform」を活用して、富山県高岡市の介護施設において施設を利用されている高齢者の方々にAIが話し相手となるQOL向上に向けたサービスの実証実験を2023年4月に開始しております。今回、こうした取り組みを更に加速させるために、下記投資家の方々を引受先とする第三者割当増資を実施させて頂きましたので、お知らせいたします。
こうした取り組みをご評価頂き、2021年2月よりDaigasグループの株式会社オージス総研と生成AIに関する共同研究開発の取り組みを開始させて頂いています。そして、この共同研究開発の成果に基づき、対話型AI機能の商用プラットフォーム化を進め、2023年3月に「Partner AI Platform」として、正式にサービスリリースさせて頂きました。
生成型AI分野では、米国IT大手企業が、ChatGPT、GPT-4、Bard等に代表されるLLM(大規模言語モデル)の提供を急速に拡大させつつあります。こうしたLLMの活用で重視されているのは、現在は専らビジネス分野における問題解決能力等の「機能的価値」となりますが、当社では、会話する事そのものが楽しいと実感頂けるような「情緒的価値」を重視した生成AIの研究・開発を進めており、自然な話し言葉による会話を気軽に楽しんで頂ける「Partner AI Platform」のオリジナル対話型AIを適正かつ経済合理的な選択肢として提供させて頂けるようにしています。
2. 今回の資金調達について 当社では「Partner AI Platform」の機能を用いて、エンターテイメント領域を対象として、ファンサービスとして展開するFAN事業、高齢者向けの気軽な話し相手として用いて頂く高齢者QOL向上事業、そして「Partner AI Platform」の機能そのものをシンプルにサードパーティ向けに提供するライセンス事業の、3方向で生成AIの社会実装を進めていく予定です。