2023年7月8日(土)世界文化遺産登録8周年記念 万田坑炭鉱電車一般公開記念式典(中央:浅田 敏彦 荒尾市長、左から2人目:淡輪 敏 三井化学会長)
左から浅田 敏彦 荒尾市長、淡輪 敏 三井化学会長
夜に実施した、炭鉱電車を彩るプロジェクションマッピング(1)
夜に実施した、炭鉱電車を彩るプロジェクションマッピング(2)
三井化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本 修)は、熊本県荒尾市(市長:浅田 敏彦)が実施する炭鉱電車保存整備事業に企業版ふるさと納税制度(*1)を活用して、2,500万円を寄附しました。本整備事業は、2020年5月に廃止となった三井化学専用線(旧三池炭鉱専用鉄道)で使用されていた炭鉱電車を、世界文化遺産である万田坑(熊本県荒尾市)へと移設し、保存展示するための整備を行うものです。今般、7月8日に「万田坑炭鉱電車一般公開記念式典」が開催され、同市より感謝状を授与されました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/362241/LL_img_362241_1.jpg
2023年7月8日(土)世界文化遺産登録8周年記念 万田坑炭鉱電車一般公開記念式典(中央:浅田 敏彦 荒尾市長、左から2人目:淡輪 敏 三井化学会長)
熊本県荒尾市には、三池炭鉱の抗口の一つとして明治から昭和初期にかけて日本の近代化を支えた万田坑があります。
万田坑は「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして2015年に世界文化遺産へ登録され、現在も施設や機械などが当時のまま大切に保存されています。
当社は2020年5月の三井化学専用線の廃線にあたり、「ありがとう炭鉱電車プロジェクト」(*2)を開始し、これまでに炭鉱電車特有の音源の保存や映像化、ラストランイベントなどを行ってきました。
また2021年には大牟田工場にて使用していた炭鉱電車2両を荒尾市へ譲渡しており、今回の炭鉱電車保存整備事業のもと、世界文化遺産・万田坑にて保存展示されることとなりました。
今回、本整備事業を通して、炭鉱電車を未来に向けたレガシーとして活用いただくと共に、100年以上の長きにわたり活躍を続けてくれた炭鉱電車と関係者、応援して下さった鉄道ファンの皆さま、そして地域の皆さまへの感謝の思いを伝えることができると考え、企業版ふるさと納税制度を活用した寄附を行うことといたしました。
*1 企業版ふるさと納税制度とは
国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクト(地域再生計画)に対して企業が寄付を行った場合に、法人関係税から税額控除される仕組み(最大で寄付額の約9割が軽減)で、企業として税制上の優遇措置を受けながら、地方創生を支援することで社会貢献ができる制度です。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/362241/LL_img_362241_2.jpg
左から浅田 敏彦 荒尾市長、淡輪 敏 三井化学会長
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/362241/LL_img_362241_3.jpg
夜に実施した、炭鉱電車を彩るプロジェクションマッピング(1)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/362241/LL_img_362241_4.jpg
夜に実施した、炭鉱電車を彩るプロジェクションマッピング(2)
<ご参考>
*2 ありがとう炭鉱電車プロジェクト特設WEBサイト
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/coalmine_train/
情報提供元: @Press