「ヴェネツィア朝陽・希望」
「少女フランソワーズの肖像」 / 「ヴェネツィア波上リンゴ」
「月のレデントーレ」 / 「春、花運ぶクリスティーナ」
「潮音 ヴェネツィア日の出」
積水ハウス株式会社が運営する「絹谷幸二 天空美術館」(梅田スカイビル タワーウエスト27階)は、特別展示「ヴェネツィア祝歌(いわいうた)」を、7月7日から12月10日まで開催いたします。
本展覧会は、10月7日から12月3日まで奈良県立万葉文化館が開催する「飛鳥の祝歌(ほきうた) 絹谷幸二展」と連携した特別展示です。万葉文化館では飛鳥に特化した視点から、古都奈良での境涯を原風景とした絹谷芸術を辿る一方、「ヴェネツィア祝歌」では絹谷氏にとってもう一つの原風景であるヴェネツィアに焦点を当てています。
若き日のヴェネツィア留学での体験はそれまでの価値観や美意識を一変させたと絹谷氏は回顧しています。70年代初期に描かれた貴重なアフレスコからヴェネツィアでの鮮やかな記憶を辿って描かれた近作までを展覧し、眩い色彩を放つ絹谷芸術の原点をご紹介いたします。
■作品ご紹介
「ヴェネツィア朝陽・希望」
2006年 150号 ミクストメディア(1818×2273)
アドリア海を背景に、朝陽によって鮮やかに浮かび上がるヴェネツィアの街並みを俯瞰的に描いている。カナル・グランデ(大運河)に寄り添うように築かれた街並みや離島にそびえる美しい教会や鐘楼が、水面に反射する陽光に包まれ、繊細優美な抒情性を醸し出している。若き日のヴェネツィア留学の記憶が詰まった記念碑的作品。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/361102/LL_img_361102_1.jpg
「ヴェネツィア朝陽・希望」
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/361102/LL_img_361102_2.png
「少女フランソワーズの肖像」 / 「ヴェネツィア波上リンゴ」
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/361102/LL_img_361102_3.png
「月のレデントーレ」 / 「春、花運ぶクリスティーナ」
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/361102/LL_img_361102_4.jpg
「潮音 ヴェネツィア日の出」
■絹谷幸二(きぬたにこうじ)氏
1943年奈良県出身。東京藝術大学大学院壁画科修了後、ヴェネツィア・アカデミアに留学。フレスコ(壁画の古典技法)を修得し独創的なスタイルを確立する。1997年「銀嶺の女神」長野冬季五輪公式ポスター原画を制作する等、半世紀に亘って日本の現代画壇をリードし後進の育成にも尽力。現在、東京藝術大学名誉教授、日本藝術院会員。2014年文化功労者顕彰。2021年文化勲章受章。2023年、若手美術作家を顕彰する「絹谷幸二芸術賞」を創設。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/361102/LL_img_361102_5.png
絹谷幸二
■絹谷幸二 天空美術館について
2016年12月「梅田スカイビル」内にオープンした最新の体験型ミュージアム。2021年度に文化勲章を受章した絹谷幸二氏の色彩豊かなフレスコをはじめとする絵画や立体作品を展示し、3DやVR映像など体験型コンテンツも存分に楽しめる絹谷幸二氏の単独美術館。館内には展示・体験スペースの他、フレスコ制作体験ができるワークショップスペース、快適空間のカフェ等も併設し、眺望も抜群な美術館。
■2019年度より「全国美術館会議」、「日本博物館協会」の正会員に加盟。
■フレスコ画を間近で見て、実際に創る「フレスコ体験」が、2019年度キッズデザイン賞を受賞。
■国立大学法人 大阪教育大学と協同研究を行った対話型での美術館訪問・鑑賞授業サポート教材「アートとともだち」が、2022年度キッズデザイン賞を受賞。
【開館時間】
10:00-18:00、金曜日・土曜日・祝前日は10:00-20:00(入館は閉館の30分前まで)
【休館日】
火曜日(ただし祝日の場合は開館し翌平日が休館)、年末年始、展示替え期間
【入館料】
一般1,000円、大学・高校・中学生600円、小学生以下無料、団体・障がい者割引あり
【所在地】
〒531-0076 大阪市北区大淀中1-1-30 梅田スカイビル タワーウエスト27階
【お問い合せ】
06-6440-3760(開館時間内)
【公式サイト】
https://www.kinutani-tenku.jp
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/361102/LL_img_361102_6.jpg
シンボルゾーン / 天空カフェ
情報提供元: @Press