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<2023年6月2日 米国オハイオ州アクロン>
ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(以下、グッドイヤー)は、タイヤの空気圧と温度を記録する初のリアルタイム・インテリジェンス機能を搭載したレーシングタイヤが、今年のル・マン24時間レース(2023年6月10~11日開催)に特別枠で参戦するNASCARガレージ56の「新型シボレー・カマロZL1」に装着されることを発表しました。

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このレーシングタイヤには、製造工程において、グッドイヤーの革新的な電池不要のパッシブセンサーが埋め込まれています。このセンサーは、グッドイヤーのインテリジェントテクノロジーである「Goodyear Sightline」を搭載しており、レース展開に合わせてリアルタイムのタイヤデータをヘンドリック・モータースポーツ・チームに提供します。チームのエンジニアとドライバーは、タイヤのインテリジェンスデータを活用してタイヤの空気圧と温度を把握し、マシンとドライバーそれぞれのセッティングをリアルタイムで調整することで、マシンの性能を最適化することができるようになります。


■グッドイヤー 最高経営責任者兼社長 リチャード・J・クレーマー
「タイヤはマシンと路面が唯一接する部分で、そこから得られるリアルタイムの情報は、最も過酷な条件下でもドライバーのパフォーマンスを最大限発揮させることができる可能性を秘めています。グッドイヤーは、モータースポーツ界において新たな扉を開くタイヤ・インテリジェンスを導入できることを、とても誇りに思います。また、NASCAR、ヘンドリック・モータースポーツ・チーム、シボレーと共同でこのガレージ56プロジェクトに参加できたことは光栄です。」


グッドイヤーは、タイヤ・インテリジェンス機能のほかにも、NASCARガレージ56の「新型シボレー・カマロZL1」用に、以下3種類のタイヤを提供します。これらは、ル・マン24時間レースで起こりうるあらゆる天候による路面コンディションに対応できるよう設計されています。

● レーシングタイヤ:高い耐久性とグリップ力を発揮するドライコンディション用のタイヤで、ル・マン24時間レースにフル参戦する競争力を持たせます。
● インターミディエイトウェットタイヤ:霧や小雨などの路面コンディションでもマシンのポテンシャルを最大限に発揮させます。
● フルウェットタイヤ:大雨用のタイヤで、独自のトレッドデザインとタイヤ構造により、タイヤ表面の水を接地面から排出させます。また、よりソフトなコンパウンドを採用することで、低温時にもグリップ力を維持します。

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ガレージ56「新型シボレー・カマロZL1」で使用する全てのタイヤは、米国オハイオ州アクロンにあるグッドイヤー最高峰の生産施設であるイノベーションセンターで、すべて手作りで作られています。
NASCARガレージ56「新型シボレー・カマロZL1」のドライバーとして、7度のNASCARカップ・シリーズチャンピオンに輝いたジミー・ジョンソン、ル・マン24時間レース優勝の実績があるマイク・ロッケンフェラー、そして2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンが指名されました。ドライバーとエンジニアのチームは、究極の耐久レースに向け、12か月間におよぶ、8つのサーキットにおける合計10回のテスト走行を実施しグッドイヤータイヤの評価をしました。その走行距離は7,500マイルを超えています。
ガレージ56プロジェクトは、NASCAR、ヘンドリック・モータースポーツ・チーム、シボレー、そしてグッドイヤーによるパートナーシップで構成されています。75年におよぶNASCARの歴史の中で、最も多くの勝利に輝いたチーム、マニュファクチャラー、タイヤの夢のチーム編成です。マシンは、未来の革新的な技術を示すためのコンセプトカーのため、主催者による特別枠での参戦になります。また、グッドイヤーは、ル・マン24時間レースのガレージ56プロジェクトに加え、LMP2クラスの独占タイヤサプライヤーとしても参戦します。

これらの革新的なタイヤは、テクノロジーの分野で業界をリードしてきた長い伝統を持つグッドイヤー最新の作品です。1898年の創業以来、グッドイヤーは新たなモビリティ社会の実現と発展に「More Driven(より情熱的)」に取り組んできました。今年、グッドイヤーは創業125周年を迎え、世界を動かす商品とサービスを提供し続けていきます。

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≪ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー≫
グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤ会社です。従業員数は約7万4000人で、世界23か国、57の生産拠点を展開しています。米国オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマーベルグの2か所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発しています。グッドイヤーと製品の詳細情報は、 https://www.goodyear.com/corporate をご覧ください。
情報提供元: @Press