■生体認証をコンポーネントでサポート RAD Studio 11.3では、新たにFireMonkeyモバイルアプリケーション向けのモバイル生体認証コンポーネント『TBiometricAuth』を搭載しました。これにより、iOSデバイスのFace IDやAndroidデバイスの指紋認証に容易にアクセスすることができ、アプリケーション内の認証に活用できます。
■最新のOSプラットフォームバージョンに対応 RAD Studio 11.3は、最新の各OSプラットフォームであるiOS 16(Delphiのみ)、Android 13、macOS Venturaをオフィシャルでサポートしました。11.2、11.3では、Ubuntu 22 LTSおよびWindows Server 2022もサポートしています。また、AppleがXCode 14で導入した公証手続きも提供されるようになりました。Windowsの署名サポートおいてもMSIXファイルのタイムスタンプを含むようになり、ライブラリのサフィックスとして$(Auto)をC++のプロジェクトでも利用できます。
■製品ラインナップ RAD Studio 11.3は、Delphi / C++の2つの言語を利用できます。エンバカデロでは、単一言語のみを利用できるDelphi 11.3、C++Builder 11.3も販売します。また、いずれの製品も、目的別に複数のエディションが用意されています。製品ラインナップ並びに価格については、ホームページをご覧ください。
■RAD Studioについて RAD Studioは、クラウドサービスや主要なデータベース、広範なIoTデバイスとの接続性を提供するクロスプラットフォームネイティブアプリケーションの統合開発環境です。Windows 10対応のアプリケーション構築をサポートするVCLコントロール、Windows、Mac、モバイル向けクロス開発を可能にするFireMonkeyフレームワークが、コンポーネントによるビジュアル開発を実現。アプリケーションパフォーマンスを犠牲にすることなく、単一コードからマルチプラットフォームサポートが可能になります。