ウニノミクスは海の環境変化に強い危機感を持っていた山田 晋太氏が代表を務める、明治以前から山口県長門市の青海島において水産加工を営むマルヤマ水産と同市内において、共同でのウニ畜養実証試験を経て、年間生産能力34トンの世界最大規模ウニ陸上畜養施設KAYOI UNI BASEを2022年11月に稼働開始しました。(KAYOI(通)は畜養現場がある長門市青海島東端の地区名) 磯焼けなどの環境問題で良質な天然ウニ供給量が減少する中、世界的なウニ需要の高まりで需要過多・供給不足のウニ市場に対して、環境改善につながる国産畜養ウニの供給を行っております。
2021年より大分県国東市にて同市漁業水産関係者と共同で世界初(※)となる磯焼け対策を目的とした陸上ウニ畜養事業(株式会社大分うにファーム)を、2022年より第二拠点となるKAYOI UNI BASEを各地事業パートナーと運営しております。 商業生産拠点の拡大にあたっては、地域ごとに合弁事業を設立した生産に向け、国内外の磯焼け地域において水産関係者などの事業者と事業化検討を進めます。 当事業は「国連海洋科学の10年」の模範的イノベーションとして国連の公式推薦を受けています。