『副鼻腔炎 アレルギー性鼻炎 花粉症にもう悩まない! 鼻の日帰り手術』表紙


著者:武田桃子(たけだ・ももこ)


手術の様子


本書を一部ご紹介

医療法人社団皐八会 武田耳鼻咽喉科 院長の武田桃子(たけだ・ももこ)は、2月1日、処女作となる『副鼻腔炎 アレルギー性鼻炎 花粉症にもう悩まない! 鼻の日帰り手術』(株式会社かざひの文庫)を刊行いたしました。この書籍では、鼻水、鼻詰まりといった鼻の不快感に悩んでいる人が、自身の体質や症状を知り、最新の鼻の治療法を知ったうえで、納得のできる治療を自ら選択できるようになる本です。

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『副鼻腔炎 アレルギー性鼻炎 花粉症にもう悩まない! 鼻の日帰り手術』表紙

「鼻が詰まって眠れない・・・」「鼻水が止まらない・・・」
ある季節になったり、風邪を引いたりすると、生活もままならないほど苦しい思いをしている人は多いものです。2019年に行われた「鼻アレルギーの全国疫学調査」では、国内において2人に1人(49.2%)がアレルギー性鼻炎に悩んでいると言われています。
もちろん、花粉症もアレルギー性鼻炎のひとつです。もはやアレルギー性鼻炎は、国民病と言っても過言ではありません。

本書は、鼻の日帰り手術に特化したクリニックの院長であり、日本耳鼻咽喉科学会認定専門医、難病指定医である著者が、鼻の不快感を抱えている患者さんに、鼻の疾患による苦しさから抜け出してほしい、鼻がスッキリと通ることで生活が変わり、人生をよりよくしていただきたいという想いから、執筆に至りました。

著者は、現在のクリニックを開業する前に、大学病院で1,000例ほどの手術を経験し、その経験のなかで、入院をせず、患者さんの負担を最小限にする手術ができるはずだと確信し、先代の父から院を引き継ぐ際に、鼻の日帰り手術に特化したクリニックを開業。いまも、年間200人ほどの鼻の日帰り手術を行っています。

ひと昔前であれば、鼻の手術には「怖い」というイメージがあり、受けるには1週間ほど入院するのが当たり前でした。1週間も仕事や家を空けられないという人に日帰り手術は大変有効です。
また、日帰り手術では入院費用がかからないのでコスト面でもメリットが大きいといえます。実際に診察してみると、日帰りで手術ができないケースは少ないため、いまのところ来院する患者さんの9割は、日帰りで手術することができています。
仕事への影響や家族の負担を最小限にするためにも、鼻の症状を改善するのに日帰り手術はおすすめです。

ただ、日帰り手術を闇雲に勧めているわけではありません。
薬による治療で改善できるのであれば、もちろんその方法を優先的にお伝えし、その一方で、「手術」という選択肢が考えられるのなら、そのメリットやデメリット、注意事項をしっかりと理解したうえで、手術という治療法がある、ということを提案しています。

そのため、この書籍では、鼻の諸症状、鼻を健康に保つための生活習慣、それぞれの鼻の症状に応じた最新の治療法などをわかりやすく解説しています。


【目次】
1 意外と知らない「鼻」のこと
2 鼻の治療について、かならず知っておきたいこと
3 「鼻の日帰り手術」を知ろう
4 よくある「鼻」の質問Q&A
5 「鼻の治療」のこれから


【著者紹介】
武田桃子(たけだ・ももこ)

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著者:武田桃子(たけだ・ももこ)

医療法人社団皐八会 武田耳鼻咽喉科 院長
日本耳鼻咽喉科学会認定専門医、難病指定医
豊島岡女子学園中学から高校、埼玉医科大学と、硬式テニス部で活動。
埼玉医科大学医学部卒業後、日本大学医学部附属板橋病院で初期研修を受け、東京慈恵会医科大学の耳鼻咽喉科教室へ入局以来、精力的に鼻の手術を行う。

関連病院勤務を経たのち、2018年7月に父親である前院長からクリニックを引き継ぎ、現在に至る。
舌下免疫療法やバイオ製剤、注射による抗体製剤といった治療の選択肢を幅広く提案し、必要であれば手術を行うことを基本スタンスとしている。
副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻中隔弯曲症に対する手術を得意とし、現在も年間200人の手術を行っており、これまでに携わった手術は1,500人、6,000件にのぼる。

今後は妊活中・妊娠中の鼻炎治療や、形成外科と合同で行う外鼻形成・鼻中隔弯曲症の手術にもさらに注力していくほか、幅広く鼻の治療を提供していくために、近々分院の設立も予定。
また、社会人医学博士課程取得のため、2023年4月より、日本大学大学院医学研究科への入学が決まっている。

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手術の様子

【書籍情報】
書名 : 『副鼻腔炎 アレルギー性鼻炎 花粉症にもう悩まない! 鼻の日帰り手術』
著者 : 武田桃子(たけだ・ももこ)
定価 : 1,650円(税込)
発売日 : 2023年2月1日
出版社 : 株式会社かざひの文庫
ページ数: 175ページ
販売先 : https://www.amazon.co.jp/dp/4867231207/

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/344433/LL_img_344433_4.png
本書を一部ご紹介

<目次>
1 意外と知らない「鼻」のこと
01 9割の副鼻腔炎は、日帰り手術ができる
02 鼻まわりの腫瘍には注意が必要
03 骨格や、生まれ持った体質による鼻の病気にも要注意
04 子どものアレルギーが増えている
05 鼻の健康のために、してはいけないこと など

2 鼻の治療について、かならず知っておきたいこと
09 内視鏡による副鼻腔炎の手術
10 副鼻腔炎の薬による対症療法
11 大切なのは、治療の選択肢を知っておくこと
12 血液・内視鏡・CTの3つの検査を受けよう
13 「血液検査」はおすすめ など

3 「鼻の日帰り手術」を知ろう
18 鼻の日帰り手術~初診から手術直前まで~
19 鼻の日帰り手術~手術から「卒業」まで~
20 知っておきたい日帰り手術の種類
21 日帰り手術で対応できるケース、できないケース
22 手術の難易度と、当クリニックが提供している手術 など

4 よくある「鼻」の質問Q&A
Q1 手術を受けた患者さんは、どう変わっていますか?
A1 睡眠が改善したり、顔まわりの痛みが緩和されたりしています
Q2 ほかの病院で手術をしたのですが、再手術を受けられますか?
A2 ほとんどの場合、再手術は可能なので、まずはご相談ください
Q3 手術の直前にワクチンを打っても大丈夫?
A3 ワクチンから手術までの期間は、2週間は空けましょう
Q4 手術を受けてから、何日で仕事復帰できますか?
A4 基本的に、土曜日に手術を受ければ月曜日には復帰できます
Q5 アスリートが鼻の手術を受けたら、成績は上がりますか?
A5 鼻の手術で、アスリートの成績向上が期待できます など

5 「鼻の治療」のこれから
32 医者として、鼻の治療で気をつけるべきこと
33 「検査は患者さんのため」という意識を広めたい
34 鼻の内視鏡手術の現状
35 これから注力していきたいこと
36 ひとりの耳鼻科医として思うこと など
情報提供元: @Press