比田井南谷 生誕110年「HIDAI NANKOKU」展示風景


比田井南谷 Work 70-A (1970)


比田井南谷 左) Work 64-A (1964) 右) Work 79-5 (1979)


比田井南谷 左) Work 63-2-1 (1963) 右) Work 63-4 (1963)

√K Contemporary(ルートKコンテンポラリー/東京・新宿)にて開催中の比田井南谷 生誕110年「HIDAI NANKOKU」展では、ご好評につき、会期を2023年2月4日(土)まで会期を延長し、ギャラリートーク等のイベントを開催いたします。2023年1月からは新たな出展作品を加えた後期展示となっておりますので是非ご覧ください。
また、√K Contemporaryの特別展として、2022年に生誕100年を迎えた富岡惣一郎の個展「白の世界」を地下スペースにて開催しています。併せてご覧ください。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/342174/LL_img_342174_1.jpg
比田井南谷 生誕110年「HIDAI NANKOKU」展示風景

【比田井南谷 生誕110年「HIDAI NANKOKU」 一部展示替えにて2月4日まで会期延長】
生誕110年を迎えた2022年にスタートした本展は、ご好評につき一部展示替えの上、2023年2月4日(土)まで会期を延長して展示しています。
この度の展示替えでは、未発表作品も新たに出展し、南谷作品の魅力をより感じていただける展示となっておりますので、是非ご覧ください。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/342174/LL_img_342174_2.jpg
比田井南谷 Work 70-A (1970)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/342174/LL_img_342174_3.jpg
比田井南谷 左) Work 64-A (1964) 右) Work 79-5 (1979)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/342174/LL_img_342174_4.jpg
比田井南谷 左) Work 63-2-1 (1963) 右) Work 63-4 (1963)
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/342174/LL_img_342174_5.jpg
比田井南谷 左から 心線 No.5 (1947) No. 6 鼎と葬 (1947) No. 7 鳥と弓(1949) 論語 (1953)

本展の詳細はこちら→ https://root-k.jp/exhibitions/hidai-nankoku_2022/


【比田井南谷の魅力に迫る!イベント開催!】
皆様にさらに比田井南谷の魅力を感じていただき、その作品群を理解していただく機会創出の場として、下記の通りイベントを開催いたします。京都芸術大学の書画コースの特別講義や保坂健二朗氏(滋賀県立美術館 ディレクター)をゲストをお招きしたギャラリートーク、アーティストやキュレーター達と比田井和子氏が対談する動画コンテンツの配信を予定しています。

●京都芸術大学 書画コース特別講義
2023年1月28日(土)に『生誕110年「HIDAI NANKOKU」』をテーマにした京都芸術大学 書画コースの特別講義を当ギャラリーにて開催いたします。
比田井南谷のご息女である比田井和子氏が講師を務め、ギャラリー内にて講演・トークを行います。Zoomウェビナーを使用したオンライン配信ですので、一般の方も参加自由となっておりますので是非ご視聴ください。

京都芸術大学 書画コース特別講義
開催日時: 2023年1月28日(土)14:30~16:00
参加方法: Zoomオンライン(下記参加のリンク先となります)
https://us06web.zoom.us/j/81875720398

●「HIDAI NANKOKU」ギャラリートーク
比田井南谷の芸術とは何なのか?「線の芸術」を生み出した書家 比田井南谷の作品群を通してその創造性や芸術性について掘り下げていきます。元国立近代美術館主任学芸員であり、現在は滋賀県立美術館にてディレクターを務めていらっしゃる保坂健二朗氏をゲストに迎え、比田井和子氏(比田井南谷 ご息女、天来書院取締役会長)と高橋進氏(日本女子体育大学名誉教授・比田井南谷研究家)と共に比田井南谷についてお話いただくギャラリートークです。是非ご参加ください!

日時 :2023年2月3日(金)19時~20時
会場 :√K Contemporary(新宿区南町6)
参加費:無料
申込 :√K Contemporaryまでメール又は電話にて申込
Email: info@root-k.jp / Tel:03-6280-8808
*定員になり次第受付終了


■登壇者のご紹介
●保坂健二朗 | 滋賀県立美術館 ディレクター
2000年慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。東京国立近代美術館主任研究員を経て、2021年1月から滋賀県立美術館ディレクター。これまで東京国立近代美術館では「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」(2017)、「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」(2016)、「フランシス・ベーコン展」(2013)など多数の展覧会を企画。また「Logical Emotion」(チューリッヒ、クラクフ、ハレ、2014)、「Double Vision」(モスクワ、ハイファ、2012)など国外の美術館の企画にも携わる。滋賀県立美術館では「人間の才能 生みだすことと生きること」展を企画。おもな著書に『アール・ブリュット アート 日本』(監修、2013、平凡社)など。

●比田井和子 | 天来書院 取締役会長
比田井天来の次男、比田井南谷の長女。学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。卒業後、伏見冲敬編『書道字典』(角川書店)編集に参画。出版社勤務を経て株式会社天来書院を創設。書道書籍の発行と、ビデオやDVDのプロデュース、講演などによって、書の芸術性と真の姿を広く紹介している。2000年から二年間、佐久市立(当時は望月町立)天来記念館の館長をつとめた。(『現代書道の父 比田井天来』より転載)

●高橋進 | 日本女子体育大学名誉教授 南谷オフィシャル・サイト運営
1979年学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。学習院大学文学部哲学科助手を経て、1983年日本女子体育短期大学専任講師に就任。2006年から日本女子体育大学教授となり2015年定年退職。専攻は西洋近代哲学・思想史。日本女子体育大学では哲学・倫理学・美学美術史を教授。共訳書として、ジョゼフ・キャンベル『千の顔をもつ英雄』(人文書院)、N.レイノルズ・M.マコーミック『20世紀ダンス史』(慶應義塾大学出版会)など。


■比田井南谷について語る:比田井和子氏対談動画コンテンツ 配信
現在活躍する若手アーティストやキュレーター達と比田井和子氏が対談し、南谷について深堀りする動画コンテンツを配信いたします。
大山エンリコイサム氏(現代アーティスト)、タムラマサミチ氏(インディペンデントキュレーター/Echangeur22 キュレーター)、佐藤達也氏(書家)といった、様々なバックグラウンドを持つ若手世代の皆様と比田井和子氏が対談し、それぞれの視点からみる比田井南谷を語る対談動画です。配信チャネル、日程等詳細は√K Contemporaryの企画展ページにてお知らせいたします。どうぞご期待ください!

本展Webサイト→ https://root-k.jp/exhibitions/hidai-nankoku_2022/


【比田井南谷 生誕110年「HIDAI NANKOKU」開催概要】
■企画展名:比田井南谷 生誕110年「HIDAI NANKOKU」
英題 :110th Anniversary Commemorative Exhibition, HIDAI NANKOKU
■会期 :2022年11月12日(土)~2023年2月4日(土)
■入場料 :無料
■会場 :√K Contemporary(東京都新宿区南町6)
Tel 03-6280-8808 / Email info@root-k.jp
■主催 :一般社団法人 日本美術継承協会
■企画構成:√K Contemporary
■協力 :天来書院、比田井和子、比田井義信、高橋進、高橋蒼石、SEI-RIN
■デザイン:田原慎太郎


【天来書院について】
天来書院は大正6年に現代書道の父、比田井天来が創設した「書学院」に由来し、書関連の書籍出版やイベント等多岐にわたる活動を行っています。歴代の古典名品を収蔵する「書学院」は天来から南谷に引き継がれ、1990年に比田井和子氏により現在の商号「天来書院」となりました。書の普及と啓蒙に尽力し、動画配信等も行っています。
Webサイト: https://www.shodo.co.jp/


【「生誕100年 富岡惣一郎 | 白の世界」開催中】
√K Contemporaryの地下にあるSpace√Kでは、冬の特別展として昨年生誕100年を迎えた富岡惣一郎の個展「白の世界」を開催しています。

富岡惣一郎は新潟の中でも特に雪深い地域に生まれ育ちました。幼少期より雪に囲まれて育った富岡にとって、雪景色はまさに原風景であり、その画業の中で徹底して「雪」を描き続けました。雪を良く知る富岡は、色や質感にこだわり、黄変や亀裂、剥落の無い絵具の開発に着手、長い年月をかけて独自の白絵具「トミオカホワイト」を創り出しました。この絵具を用いて描かれた雪景は、独特な質感をもち、富岡が目にし、描こうとしたその「雪」の世界を今に伝えています。

富岡の作品群は山々や河川、森林といった自然を私たち人間の視点ではなく、何かもっと大きな存在としてみているような感覚を起こさせます。そして、私たちに自然の雄大さと、その中で生かされているという事実を再認識させ、自然への畏怖を覚えさせてくれるのです。
新型コロナウイルスで経験したように、人知の及ばない事象が発生する世界に生きる私たちが、大きな自然に抱かれて生かされている存在であること、そして悠久の時の中のごく一瞬を生きていることを、富岡の作品群を通して感じていただけましたら幸いです。


【Artist | 富岡惣一郎 / Soichiro Tomioka(1922~1994)】
1922年新潟県高田市(現上越市)に生まれ、高校卒業後、三菱化成工業広告宣伝部門に勤務しながら独学で絵を学ぶ。1962年に新制作協会賞を受賞。1963年、第7回サンパウロ・ビエンナーレで近代美術館賞を受賞し注目を集める。1965年、ロックフェラー財団招待留学生としてニューヨークに渡り、7年間滞在ののち1972年に帰国。帰国後は日本国内で「雪国巡礼」を行い、作品を制作。1984年、東郷青児美術館大賞を受賞。1989年には日本政府専用機の壁画デザインを手掛ける。1990年、新潟県六日町(現南魚沼市)にトミオカホワイト美術館を開館。1994年死去(享年72歳)。

Public Collection
東京国立近代美術館(東京)/新潟県立近代美術館(新潟)/箱根彫刻の森美術館(神奈川)/迎賓館赤坂離宮(東京)/出光美術館(東京)/SOMPO美術館(東京)/長野県白馬村役場貴賓室(長野)/日本青年館国際会議場(東京)/在日米国大使館(東京)/総理府政府専用機(総理執務室、閣議室、婦人室、エントランス)


【「生誕100年 富岡惣一郎 | 白の世界」開催概要】
■企画展名:生誕100年 富岡惣一郎 | 白の世界
英題 :100th Year Anniversary Commemorative Exhibition, Tomioka Soichiro | The World of White
■会期 :2022年12月20日(火)~2023年2月4日(土)
*2022年12月27日(火)~2023年1月7日(土)までは冬季休業のため休廊
■入場料 :無料
■会場 :Space √K(東京都新宿区南町6 √K Contemporary B1F)
Tel 03-6280-8808 / Email info@root-k.jp
■主催 :一般社団法人 日本美術継承協会
■企画協力:√K Contemporary
■デザイン:田原慎太郎


【日本美術継承協会について】
日本美術継承協会は日本固有の美術作品を後世に正しく継承することを目的として設立されました。美術品が私たちに語ってくれる歴史や文化を失う事なく、貴重な文化資産とし次世代へ残していくため、美術品の継承、保存・修復、そして美術振興活動を3本の柱として普及と啓蒙に努めております。
Webサイト: https://www.art-inheritance.org/


【√K Contemporaryについて】
√K Contemporaryは、次世代を担う優れたアーティストを広く紹介していく場として、2020年3月神楽坂にオープンしました。先人達の芸術思考を学び、その審美眼を以って主に戦後から現代、そしてコンテンポラリーアートを幅広く紹介するこのギャラリーには、時空や国境を越えて芸術の本質に触れる場を作りたい、という想いが込められています。

Webサイト: https://root-k.jp
TW : @rk_contemporary
FB : @rootkcontemporary
IG : @rk_contemporary


【新型コロナウイルス感染症対策について】
新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、開催内容が変更となる可能性がございます。何卒ご了承ください。
ご来場の際は、マスク着用及び検温、手指のアルコール消毒に御協力ください。
情報提供元: @Press