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半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス・ソリューションプロバイダーの株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下 マクニカ)と、北海道岩見沢市(市長:松野 哲)は北海道岩見沢市北村地区にて、自動運転EVバスの公道走行実証実験を実施いたします。
岩見沢市は、人口減少や少子高齢化が急速に進行しており、特に居住地域が広く分散している農業地帯においては、電気・地域交通等の生活インフラの維持が困難となってくることが懸念されています。そこで、本課題解決に向けて、地産地消エネルギーを活用した自動運転EVバスの公道走行試験を実施し、環境負荷が少ない市民への新しい交通サービスの提供を目指します。また、将来的には、MaaSを活用した市民向けサービスの社会実装を目指していきます。
マクニカは、自動運転技術の知見やコンサルティング、自動運転移動サービスにかかわる国内外における実証実験運営等の豊富な実績を生かし、実証実験の企画立案、事前検証(走行ルートリスクアセスメント)、自動運転の実装作業、運用における保守メンテナンス、導入効果の最大化までトータルサポートし、次世代モビリティサービスの実用化を支援しています。本実証実験には、ハンドル・アクセル・ブレーキのないフランスNAVYA社製自動運転EVバス「ARMA(アルマ)*」を使用した自動運転車両の運行、自動運転走行に必要な実装技術支援や運行管理システムを提供します。
本実証実験は、マクニカと岩見沢市、岩見沢市の企業等3団体から構成される「地産地消エネルギー推進コンソーシアム」にて、協力機関である日立北大ラボ等と共同で実施します。また、本実証実験にて使用する自動運転EVバスは、協力機関として参画している芙蓉総合リース株式会社、芙蓉オートリース株式会社とマクニカとで業務提携している「自動運転実証実験支援サービスプログラム」により提供します。
【本実証実験の内容】
・特別豪雪地帯である岩見沢市北村地区にて、雪道、降雪の環境下での公道走行実証
・自動運転EVバスを用いた地域住民向け移動型ヘルスケアサービスの可能性評価検証
・北村赤川鉱山施設で実証中の温泉付随ガスと太陽光を燃料に発電した電力の利活用と、充電に活用することによるCO₂排出量削減効果や電力利活用による低炭素化の検証
【本実証実験の概要】
■日 程 : 2022年12月22日(木)~12月25日(日)
■時 間 : 10時~16時
※天候状況によって中止する場合があります。
■場 所:岩見沢市北村支所(岩見沢市北村赤川593-1)ほか
走行ルート
(1)岩見沢市北村支所~高齢者福祉施設
(2)岩見沢市北村支所~中央自治会館
※各ルート2便走行します。
※ドライバーと試乗者の検温、乗車前の車内アルコール消毒など、新型コロナウイルス感染症対策に十分留意して実施します。
画像 : https://newscast.jp/attachments/weNWzr1F9fWrAGeqP55u.jpg
*:自動運転バスARMA(フランスNAVYA社製)
ARMAは自動運転システムを搭載した自動運転シャトルバスです。EV(電気自動車)仕様となり、1回の充電で約9時間(100km)の自動走行が可能です。
全長:4,750mm
全高:2,650mm
全幅:2,110mm
重量:2,400kg
車両総重量:3,450kg
乗客人数:最大4人(新型コロナウィルス対策のため制限)
動力源:電動モーター
最高速度:18km/h(運行時は平均速度15km/h程度)
自動運転レベル:レベル2(技術的にはレベル3相当)
その他:緊急時は同乗のドライバーが手動介入
本実証実験にて使用する自動運転EVバスは、協力機関として参画している芙蓉リース、芙蓉オートリースとマクニカとで業務提携している「自動運転実証実験支援サービスプログラム」により提供します。
※本文中に記載の製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
<本実証実験に関するお問い合わせ先>
株式会社マクニカ 官公ソリューション推進室 田中
TEL :045-470-9191
MAIL :tanaka-yos@macnica.co.jp
マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス&ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界23ヶ国85拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。
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