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日本司法書士会連合会(会長 小澤 吉徳)は、Webシンポジウム「民事信託支援業務の更なる推進に向けて ~権利擁護使命の実践としての福祉型信託の展開~」を12月1日(木)に開催いたします。


平成18年の改正信託法成立の際に、高齢者や精神障がい者等の生活支援や福祉の増進を目的とした「福祉型信託」については、特にきめ細やかな支援の必要性が指摘されていることにも留意しつつ、弁護士等の法律実務家の参入を図る必要がある旨の附帯決議が、衆参両院の委員会において提案、可決されました。これらを受け、連合会では、信託法改正直後から今日まで、信託の独自機能(転換機能)についてさらなる調査・研究を重ね、超高齢社会における国民の多様なニーズに対応した権利擁護を実践するため、福祉型信託に関する業務モデル「民事信託の実務~高齢者の財産管理」の策定や、シンポジウムの開催、研修会の実施等に取り組んでまいりました。

現在、司法書士による民事信託への取組とその専門性は社会から評価され、民事信託の組成に関する件数については、ある信託銀行の統計によれば、案件の持込みの7割は司法書士が占めるという状況にあります。また、先般司法書士倫理を一部改正して成立した司法書士行為規範第11章においては、民事信託支援業務に関する規律が制定され、司法書士による福祉型信託のあらたな展開をしていくための礎は、司法書士法第1条における権利擁護使命規定とも相まって、十分に築かれたと考えられます。

以上を踏まえて、連合会では、司法書士が国民の権利擁護の担い手として、民事信託支援業務の現場の現状を伝えるとともに、今後期待される福祉型信託の在り方や様々な法的課題に対して、民事信託支援業務の果たす役割や法律専門家の関わり方を明確に示すことを目的として、本シンポジウムを開催することといたしました。


■開催概要
*開催日時:令和4年12月1日(木)午後1時から午後5時まで
*開催方法:Zoomウェビナーを使用したオンライン開催
*対象者 :どなたでもご参加いただけます。
*参加費 :無料
*定員 :950名
*申込締切:なし ※定員に達し次第、お申込みを締め切らせていただきます。

*スケジュール(予定、敬称略)
<開会挨拶>
午後1時~午後1時5分(5分)

<第1部 基調講演>
テーマ:福祉型信託の課題と展望
時間 :午後1時5分~午後1時50分(45分)
講師 :道垣内 弘人(専修大学大学院法務研究科教授、東京大学名誉教授)

<第2部 司法書士の民事信託実践報告>
テーマ:司法書士による福祉型信託の実践
時間 :午後2時~午後2時45分(45分)
講師 :谷口 毅(日本司法書士会連合会民事信託等財産管理業務対策部部委員)

<第3部 パネルディスカッション>
テーマ :権利擁護としての福祉型信託の推進
「こころの通う福祉型信託の在り方について」
時間 :午後2時55分~午後4時55分(120分)
パネリスト :道垣内 弘人(専修大学大学院法務研究科教授、東京大学名誉教授)
伊庭 潔(弁護士/日弁連信託センター長、中央大学研究開発機構教授)
山崎 芳乃(司法書士/ふくし信託株式会社専務取締役)
高尾 昌二(日本司法書士会連合会常任理事/民事信託等財産管理業務対策部副部長)
コーディネーター:春口 剛寛(日本司法書士会連合会民事信託等財産管理業務対策部部委員)

<閉会挨拶>
午後4時55分~午後5時(5分)


■お申込み方法
下記のURL又は二次元バーコードから直接お申込み可能です(Zoomウェビナーの登録ページに移動します。)。
https://zoom.us/webinar/register/WN_hDJAQlUES_2EWw59ZDzauQ

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/332820/LL_img_332820_1.png
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※本シンポジウムにつきましては、下記リンク先の日本司法書士会連合会ホームページでもご案内しております。
https://www.shiho-shoshi.or.jp/other/topics/event/55015/

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/332820/LL_img_332820_2.png
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情報提供元: @Press