■現状の中国向け越境EC貨物発送時の課題 中国個人向けの越境EC貨物の発送は、手軽なEMS(Express mail service)便が利用される場合もありますが、中国側の規制に違反した貨物の発送により、中国側税関で荷物没収や顧客への配達時に関税を請求されるなどのトラブルが多いことも実態であります。 また国際物流サービスを利用する際にも、中国顧客の身分証登録、発送する貨物の個数・種別数・金額の上限制限、商品自体の成分や原材料産地の確認と発送可否の調査、商品ごとの中国側の輸入登録、関税率の確認など容易には手を出せないのが現状であります。