■DelphiでARM-64搭載Mac向けiOS シミュレーター向けのビルドに対応で動作 RAD Studio 11.2は、Delphi言語でiOS シミュレーターをサポートし、ARM-64(M1またはM2 CPU)で動作するmacOSデバイス用のiOS シミュレーター・バイナリを生成することができます。開発時に、特定のハードウェアをテストのためだけに購入することなく、DelphiアプリケーションをさまざまなAppleデバイスや複数のフォームファクターでテストすることが可能になりました。
Help Insightは、VCLベースのHTML表示コントロールを使用するようになり、コンパイラによって返されたXMLDocデータをXSL変換で処理し、表示用のCSSスタイルを適用したHTMLを生成します。10.3以前のバージョンと同様に、XSLTおよびCSSファイルはカスタマイズ可能です。これにより、フォーマットに関して、より可読性を高められるようになり、ユーザーによるコンテンツとレイアウトの変更が可能になりました。
■製品ラインナップ RAD Studio 11.2は、Delphi/C++の2つの言語を利用できます。エンバカデロでは、単一言語のみを利用できるDelphi 11.2、C++Builder 11.2も販売します。また、いずれの製品も、目的別に複数のエディションが用意されています。製品ラインナップ並びに価格については、ホームページをご覧ください。
■RAD Studioについて RAD Studioは、クラウドサービスや主要なデータベース、広範なIoTデバイスとの接続性を提供するクロスプラットフォームネイティブアプリケーションの統合開発環境です。Windows 10対応のアプリケーション構築をサポートするVCLコントロール、Windows、Mac、モバイル向けクロス開発を可能にするFireMonkeyフレームワークが、コンポーネントによるビジュアル開発を実現。アプリケーションパフォーマンスを犠牲にすることなく、単一コードからマルチプラットフォームサポートが可能になります。