GfK Japan(東京:中野区)は、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を公表した。
■タイヤ 
 2022年7月の自動車用タイヤ販売は本数前年比2%減と微減であった。店頭では値上げに伴う特需の反動が続き本数前年比6%減であったことに対し、インターネットでは同4%増と前年を上回った。サイズ別の販売動向をみると、最も販売本数の多い155/65/14は本数前年比6%増であった一方、145/80/12、195/65/15はそれぞれ同18%減、同11%減と大幅に減少した。タイヤ全体の税抜き平均価格は、値上げの影響により前年同月から8%上昇し9,692円となり、店頭では7%、インターネットでは11%上昇した。その結果、金額前年比は6%増となり、店頭では同1%増、インターネットでは同16%増であった。


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■エンジンオイル
 2022年7月の自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比3%減と微減であった。4L缶の販売は数量前年比1%減で、店頭では同3%減であったものの、インターネットでは同19%増と二桁成長であった。4L缶を粘度別にみると、販売の多い0W-20は同1%減であった一方、0W-16は同20%増、5W-40は同4%増と前年を上回った。4L缶の税抜き平均価格は3,767円と前年同月から5%上昇し、店頭では5%、インターネットでは6%上昇した。結果、4L缶の金額前年比は4%増で、店頭では同2%増、インターネットでは同26%増と大きく伸長した。


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■バッテリー
 2022年7月の自動車用バッテリー販売は数量前年比4%増と微増で、店頭は同4%増、インターネットは同5%増であった。JIS規格別にみると、最も販売数量の多いB19は数量前年比6%増で、特にインターネットでは32%増と著しい伸長であった。また、B20は同21%増と大幅に伸長した。バッテリー全体の平均価格は値上げの影響により前年同月から6%上昇し13,047円となり、店頭、インターネットともに6%上昇した。金額前年比は10%増となり、店頭では同10%増、インターネットでは同11%増とともに二桁成長を見せた。


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・タイヤはカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットを集計対象としております。
・エンジンオイル及びバッテリーはカー用品店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットを集計対象としております。


2022年6月の自動車用タイヤ・エンジンオイル・バッテリー販売速報 : https://www.gfk.com/ja/insights/monthly-auto-report


情報提供元: @Press