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『シルビアとその友達』 1973年 392mm×475mm アフレスコ・ストラッポ
今回展示するデッサン8点(右下記載のサイズは全てmm)
積水ハウス株式会社が設立・運営し、開館5周年を迎える「絹谷幸二 天空美術館」(梅田スカイビル タワーウエスト27階)は、絹谷 幸二(当館・名誉館長)が2021年度文化勲章を受章したことを記念した、文化勲章受章・開館5周年記念特別展「永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法 アフレスコ」の後期展示を7月1日(金)から12月11日(日)まで開催いたします。
本特別展では、絹谷藝術の原点であり、今や代名詞でもある「アフレスコ」(イタリア語、英語:フレスコ)に焦点を当てており、後期展示では1973年制作のアフレスコ『シルビアとその友達』を初公開いたします。
また、新しく開設する「創意の源泉 デッサン」の特設コーナーでは、それらの創意の源泉とも言えるデッサンにスポットを当て、絹谷藝術のさらなる核心にも迫ってゆきます。
人類最古の壁画技法であるアフレスコの真髄とともに、豊饒なるイメージと鮮烈なる色彩で、永遠の新しさを探求し続ける、夢と希望に満ち溢れた絹谷ワールドをさらにお楽しみいただける展覧会です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/316153/LL_img_316153_2.jpg
『シルビアとその友達』 1973年 392mm×475mm アフレスコ・ストラッポ
*本特別展は、文化庁による日本の美を国内外に発信する「日本博」に認証されました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/316153/LL_img_316153_1.jpg
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◆「創意の源泉 デッサン」特設コーナー
デッサン藝術への誘い
イタリア・ルネッサンス藝術において大輪の花を咲かせる原動力となったのがデッサンについての探究です。自然主義的な描写や職人技巧の習得、そして遠近法や科学的な物の見方・考え方の修練、さらに心のイメージの表出…。まさにデッサンは「人間の最も輝ける学藝、精神の技」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)として、創意の源泉であり、西洋美術の骨格・本質であったのです。
1971~1973年にかけて、ヴェネツィア・アカデミアで改めてデッサンの深奥を学んだ絹谷幸二は、往年の巨匠たちの模写を通じて、アフレスコに独自のスタイルを開花させました。
今回、展示される8点のデッサンは、水彩や鉛筆、コラージュやミクストメディアによるもので、躍動する筆致やほとばしる色彩など、機知と感動に富んだ豊饒なるイメージ世界をうかがうことができます。まるで歌うかのように描かれた自由奔放な裸体デッサンや、様々なモチーフが凝縮した実験的なスタイル等々、無限に広がっていくデッサンの多様性と魅力を存分にご堪能ください。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/316153/LL_img_316153_3.jpg
今回展示するデッサン8点(右下記載のサイズは全てmm)
■「絹谷幸二 天空美術館」公式HP
https://www.kinutani-tenku.jp/
情報提供元: @Press