カリフォルニアプルーンカリフォルニア州ローズビル(2022年3月30日)-ペンシルベニア州立大学の研究者らが実施した新たな研究の結果、プルーンを毎日摂取することにより、閉経後の女性における腰部の骨密度(BMD)が維持され、骨折リスクの上昇を防ぐことが明らかになりました。この研究成果は、骨、関節、筋肉の健康に関わる最先端の症例検討会である骨粗鬆症、骨関節炎、筋骨格疾患に関する世界会議(World Congress on Osteoporosis, Osteoarthritis and Musculoskeletal Diseases https://virtual.wco-iof-esceo.org/ )で発表されました。
ペンシルベニア州立大学の著名な教授で主任研修員のメアリー・ジェーン・デ・ソウザ博士(Many Jane De Souza、PhD、FACSM)はこう述べています。「閉経後の女性を対象とする大規模なランダム化比較試験のデータによって、1日に5~6粒のプルーンを摂取すると腰部の骨量減少を防ぐというメリットが示されたことは、喜ばしい限りです。我々の研究データは、閉経後の腰部の骨減少に対する対策にプルーンが役立つことを示しました。このようなデータは、特に骨減少に対して薬物療法を用いることができず、代替的な戦略を必要としている閉経後の女性にとっては特に貴重かもしれません。」
「ほんのひとつかみのプルーンは、誰でも簡単に食生活に取り入れられるものです」と、カリフォルニア プルーン協会の栄養アドバイザーであるアンドレア・N・ジアンコリ氏(Andrea N. Giancoli、MPH、RD)は述べています。「プルーンはいろいろな風味や食感と組み合わせることができますし、個人に合わせた栄養プランにもフィットします。サラダに入れたり、他の乾物やナッツと組み合わせたり、スムージーにも、食事としても、どんな形でも使えます。自然な甘みを持つプルーンは、万人向けの万能な食材であり、便利なスナックなのです。」
メディア関連の方々へ 本研究は、世界各地から6,000名を超える参加者を得て3月24日から26日にかけてオンラインで開催された、骨粗鬆症、骨関節炎、筋骨格疾患に関する世界会議(World Congress on Osteoporosis, Osteoarthritis and Musculoskeletal Diseases)で発表されました。 「閉経後の女性における12か月のランダム化比較試験における、プルーンによる寛骨塩密度と骨折リスクの防止:プルーン研究(原題:Prunes Preserve Hip Bone Mineral Density and FRAX Risk in A 12-Month Randomized Controlled Trial in Postmenopausal Women: The Prune Study)」の要約のご請求は、カリフォルニア プルーン協会にお問い合わせください。 過去に公表された研究の詳細は、美容と健康 | カリフォルニア プルーン協会( https://www.prune.jp/health )及び https://californiaprunes.org/healthy-living/benefits-of-prunes/additional-research/ をご覧ください。
参考文献 ※1 Damani, J J., De Souza, M.J., VanEvery, H.L., Strock, N.C.A., & Rogers, C.J. (2022). The Role of Prunes in Modulating Inflammatory Pathways to Improve Bone Health in Postmenopausal Women. Advances in Nutrition. https://doi.org/10.1093/advances/nmab162 ※2 De Souza, M.J. (2022, March 24-26). Prunes preserve hip bone mineral density and FRAX risk in a 12-month randomized controlled trial in postmenopausal women: The prune study [Abstract presentation]. World Congress on Osteoporosis, Osteoarthritis and Musculoskeletal Diseases, online. https://virtual.wco-iof-esceo.org/