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各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。台湾中央山脈の麓に佇む温泉リゾート「星のやグーグァン」は2022年5月1日~9月30日の期間、台湾の避暑地リゾートで涼む「沐暑リゾート滞在」を提供します。「沐暑リゾート滞在」とは、台湾内の涼しいレジャー地に、リゾートホテル滞在を提供する宿泊施設がない点に着眼し考案した、新しい旅のスタイルです。「体にこもる熱を発散する」をテーマとした、涼しさを感じる体験を通して、避暑地リゾートを満喫する2泊3日の滞在プログラムを提供します。
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ウォーターガーデンでのチェックイン
星のやグーグァンがある台中市谷關は、標高約3,000メートルの山々に囲まれており、台北より気温が約5度低い(*1)、夏でも過ごしやすい地域です。暑さの厳しい台湾都市部を離れ、この地の利を生かし涼しく過ごせる滞在方法を検討していた際、「台湾にも中国語で『避暑地』と呼ばれる場所はあるが、日帰りレジャーの場所という印象が強く、日本語の『避暑地』とイメージするものが違う。」という声が現地スタッフから上がりました。ここから、滞在型の避暑地リゾートを新たに台湾で提案しよう、という着想が生まれ、これを「沐暑リゾート滞在」と名付け、本プログラムの開発に至りました。中国語の「沐」という字には「清らかな水で豊かに潤う」という意味があり、「沐暑」という造語で、夏の暑さを清らかな水で濯(そそ)ぐような涼しさを表現しています。
*1 Weather channelにて2019年8月台中市和平区と台北市信義区の平均気温を比較
「沐暑リゾート滞在」を構成する4つの要素
1.水と風の流れを感じる設計
2.爽涼な体験
3.夏の温泉の魅力的な楽しみ方の提案
4.涼しさを味わう料理
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本プログラムでは、水が豊かな谷關の自然を表現するように設計されたウォーターガーデンでチェックインをします。緑陰の中、水流と風を感じることができる、リゾート内でも特に自然の涼しさを感じられる場所です。水を凝縮したような水滴餅(スェイディービン)と水出しの烏龍茶を味わいながら、沐暑リゾート滞在をスタートすることができます。
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夕食後、プールの浅瀬に設えた特別席で、宵の涼しさを冷えたスパークリング日本酒と満喫できるのが「風の晩酌」です。山々に囲まれた当ホテルは、夜はより一層の静寂に包まれます。足元に広がる水の波紋と夜空の星の輝きを眺めながら、渓谷の夜のひとときを楽しむことができます。
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滞在2日目の朝、緑に囲まれたプールで呼吸とストレッチを組み合わせたアクアティックエクササイズを行います。プールの中では、水圧によって効率よく運動ができ、新陳代謝を増進するほかにも、体温を調整するはたらきも期待できるエクササイズです。午後には、本プログラム貸し切りの大浴場での入浴後、星のやスパのシグネチャーコース「調」で全身のリンパと血液の循環を促し、心と体をリラックスした状態に整えます。
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滞在2日目の午後には、台湾のスイーツ「愛玉」を手作りします。愛玉は水と愛玉子(アイユーズ)という果物の種で作る、清涼感を感じられる一品です。水の中で愛玉子の種を揉むことによって、種から液体を固まらせる作用のある成分が溶け出し、冷やさずともゼリー状になります。ゼリーの硬さは、ミネラル分が少ない軟水を用いると柔らかくなり、ミネラル分が多い硬水を用いると弾力がでます(*2)。2種類の硬度が違う水を使用し、愛玉ゼリーを作り食すことで、硬さの異なる水の差異を感じることができます。軟水で作ったものは、月桃のシロップをかけて滑らかさを味わい、硬水で作ったものは、ところてんの「天突き」で突いて器に盛り、黒蜜をかけて弾力性を楽しむことができます。
*2 参考:李柏宏”愛玉子凝膠性質及愛玉品質之研究”2000. https://hdl.handle.net/11296/4k5h83,(参照2021-4-10)
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3日目の朝には、星のやグーグァンの人気アクティビティ「草花散策」を本プログラム専用にアレンジした「水辺の草花散策」を行います。ウォーターガーデン内の水の流れる音に耳を澄ませながら、水辺や水中に育つ草花について知識を深めることができる時間です。散策後に、水辺の植物を使ったテラリウムを作り、爽涼な体験の思い出として持ち帰ることができます。
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2日目の午後はスタッフが提案する夏の温泉での魅力的な過ごし方を紹介します。本プログラム限定で貸し切りでご案内する大浴場の露天風呂では、夏は草花に囲まれ蝶が舞う、まるで森の木陰にいるような趣を楽しめます。そして泉質は弱アルカリ性炭酸水素塩泉のため、さっぱりとした湯上がり(*3)で、夏の温浴に適しています。入浴中の飲み物には、谷關に住むタイヤル族の人々が、夏に涼をとるために飲む、冷えた月桃茶を提供します。
*3 参考:陳家勉 日本療養泉之碳酸氫鹽泉.2020. https://wwwv.tsgh.ndmctsgh.edu.tw/files/web/194/file_up/30000/8316/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%99%82%E9%A4%8A%E6%B3%89%E4%B9%8B%E7%A2%B3%E9%85%B8%E6%B0%AB%E9%B9%BD%E6%B3%89(%E9%99%B3%E5%AE%B6%E5%8B%89%E9%86%AB%E5%B8%AB1090827).pdf,(参照2021-4-10)
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3日間のプログラムの締めくくりは、体にたまった暑さが抜けきった体にエネルギーを届ける、見た目に涼しい「冬瓜の涼風そば琥珀ジュレ仕立て」のランチです。中国の五行の考え方の中で、暑さを軽減するとされる冬瓜やオクラなどの食材が食欲を増進させます。そして、汗を多くかく夏の季節に失いがちなミネラル分を補うアワビやボタンエビ、ウニなどが冷えた日本蕎麦を彩ります。最後まで涼しさを味わいながら、日常の生活に戻っていただきたい、という思いが込められた一品です。
<1日目>
15:00 ガゼボでチェックイン
17:00 温泉に入浴
17:30 夕食
19:30 風の晩酌
<2日目>
8:00 朝食
10:00 アクアティックエクササイズ
13:30 手作り愛玉ゼリー作り
14:30 貸し切り露天風呂入浴
16:30 スパ「調」
18:30 夕食
<3日目>
7:30 気循森呼吸(気功を取り入れたストレッチ)
8:30 朝食
10:00 水の巡礼
12:00 チェックアウト
ランチ、愛玉ゼリー実食
期間 :2022年5月1日~9月30日
料金 :1組26,250台湾ドル (税込サービス料別・宿泊料・朝食・2日目の夕食は含まない。)
含まれるもの:会席料理・風の晩酌‧手作り愛玉ゼリー体験‧温泉貸し切り‧スパ「調」‧水辺の草花散策‧ランチ(*すべて1回)
定員 :1日1組(2名限定)
予約 :公式サイト([https://hoshinoya.com/guguan/]{https://hoshinoya.com/guguan/})にて7日前正午まで受付
対象 :2泊以上の宿泊者
備考 :入荷状況により、食材や飲み物が異なる場合があります。
標高3000メートル級の山々に囲まれ、深い渓谷がもたらす湧水と豊かな温泉を活かした「温泉渓谷の楼閣」。自然に共鳴するような建築・ランドスケープデザインを特徴とする温泉リゾートです。全室半露天風呂付の客室と、風と水を感じる開放的なパブリック空間、滞在シーンに合わせた料理など、谷關の自然と文化を身近に感じられる滞在を提案します。
台湾台中市和平区博愛里東關路一段温泉巷 16 号/客室数49室
[https://hoshinoya.com]{https://hoshinoya.com}
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トピックス 2022年02月23日]{https://www.hoshinoresorts.com/information/topics/2022/02/184075.html}