■開催の背景・セミナー概要 現在、日本では高齢化がますます進んでおり、介護を必要とする高齢者が増え続けています。しかし、労働人口の減少や介護職の不人気により、サービスを提供する人材が不足しております。特に団塊の世代が後期高齢者となる2025年には、介護サービスの需要に対する介護職の不足が最も顕著になると見られ、厚生労働省の発表では全国で37.7万人の介護職が不足すると予測されております。この状況を打開すべく、国は介護職の処遇改善を推し進めておりますが、抜本的な解決には至っていない状況です。また、制度改定により、LIFE(Long-term care Information system For Evidence)やICTなどのテクノロジー活用や地域包括ケアシステムの推進など実施していかなければならず、事業がより複雑化してきています。 市場としては伸びているものの人材不足による稼働率の悪化や制度改定に伴う変革を求められ、収益を確保するのがより難しくなっています。そのため、経営者が老人ホーム運営を高度化・仕組み化していなければなりません。