銀脚杯・托付銀椀


薄紙はがしの様子


手作り瓦製作実習

一般財団法人沖縄美ら島財団(沖縄県本部町)は、令和4年2月11日(金・祝)から3月13日(日)の期間中、沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)にて企画展「首里城美術工芸品の現状とこれから」を開催いたします。
これまで当財団が行ってきた、首里城美術工芸品(染織・漆器・絵画・書跡・陶磁器・金工品)の収集・復元・修理についての取り組みや、首里城火災後の美術工芸品の調査結果と修理等の経過を報告します。また、首里城基金についてもご紹介いたします。


【概要】
展覧会名:「首里城美術工芸品の現状とこれから」
会期 :令和4年2月11日(金・祝)~3月13日(日) ※休館日:毎週月曜日
会場 :沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー) 企画展示室
主催 :一般財団法人沖縄美ら島財団
観覧料 :無料
開館時間:9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで


【関連催事】(※事前申込制。1/21(金)より受付開始。お申込み先:098-941-8200)
■ギャラリートーク ~学芸員による展示解説を行います~
日時:令和4年2月12日(土) 14:00~15:00
令和4年3月5日(土) 11:00~12:00 / 13:00~14:00
場所:企画展示室
定員:10名

■講演会「文化財修理の最前線」 ~文化財修理に携わる各分野の専門家を招いてお話を伺います~
日時:令和4年2月12日(土) 10:00~11:30
場所:博物館講座室
定員:60名


【展示構成】
■第1章 美術工芸品の収集と調査について
資料を収集し、模造復元や修理を行うことで多くの知見を得ることができました。模造復元は綿密な調査をもとに、表面に見えるものだけでなく材料・技法も忠実に再現します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/292426/LL_img_292426_1.jpg
銀脚杯・托付銀椀

■第2章 被災した美術工芸品の修理と復元について
火災による被害概要と修理の様子をご紹介します。資料を一点ずつ開き、状態確認調査を経て、分野ごとに異なるアプローチで修理を行います。修理や復元が完了した資料も公開します。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/292426/LL_img_292426_2.jpg
薄紙はがしの様子

■第3章 首里城基金と復興への取り組み
首里城基金と首里城公園の復興計画をご紹介します。
また、活用機会の少なさから技術継承が難しくなった建造物に関する伝統技術を継承する取り組みもご紹介します。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/292426/LL_img_292426_3.jpg
手作り瓦製作実習

※期間中、一部展示替えがあります。
情報提供元: @Press