ECONYL(R)


ECONYL(R)のリジェネレーションシステム


手袋から手袋へのリサイクルスキームのイメージ図

耐切創手袋をはじめとした作業用手袋を開発、販売する株式会社ウィード(所在地:千葉県千葉市、代表取締役:渡辺 賢司)は、世界最大のリサイクルナイロンブランド「ECONYL(R)」を展開するAquafil S.p.A.(本社:イタリア、Chairman and CEO:Giulio Bonazzi、以下「Aquafil社」)と、MOU(協業に関する覚書)を締結いたしました。

これまで働くすべての皆さまの手を護ることをミッションに、作業用手袋の開発・販売を行ってきた当社は、このECONYL(R)との出会いによって、手袋メーカーとしてひとつの答えを出し、働く人々の安全と地球環境への思いを両立させた新しい時代の作業用手袋を拡充してまいります。

詳細URL: https://www.weed-safety.jp/sustainability

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/291724/LL_img_291724_1.jpg
ECONYL(R)

■背景
気候変動課題、地球環境課題への具体的な対応が世界規模で問われている昨今、各企業においても環境負荷削減に向けた意識が高まっています。
私たちは、創業以来作業用手袋を企画・販売していますが、その多くにナイロンを使用しています。耐久性に優れたナイロンは、手を保護する性能維持のためになくてはならない素材である一方、地球環境課題に深く関わっている側面もあり、「性能」と「環境」へ同時にアプローチできる素材の探求が急務でした。


■ECONYL(R)との出会い
ECONYL(R)は、イタリアのテキスタイルメーカーであるAquafil社が開発した再生ナイロン糸で、廃棄された漁網やカーペット生地の端材など100%廃棄物を原料としています。
1万トン分のECONYL(R)原料を生産するにあたり、約7万バレルの石油を節約し、65,100トンのCO2の排出を回避できます。石油由来の通常のナイロンと比較すると、CO2排出量を最大90%削減することが可能です。
これだけの環境負荷削減を実現しながら、ナイロンとしてのクオリティは維持されており、世界的な有名ブランドおよびアパレル企業で大きな支持を受け、採用されています。
このECONYL(R)との出会いにより、「性能」と「環境」を同時に考慮した新時代に求められる作業用手袋の開発が可能となりました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/291724/LL_img_291724_2.png
ECONYL(R)のリジェネレーションシステム

■今後の展望
ECONYL(R)は、繰り返し再生することが可能なため、ECONYL(R)100%で製造した手袋は、手袋から手袋へのリサイクルが可能となります。
この完全循環型リサイクルスキームを確立することを大きな目標に、関係各所とのリレーションの構築や販売促進など、さまざまな取り組みを行っていく予定です。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/291724/LL_img_291724_3.png
手袋から手袋へのリサイクルスキームのイメージ図

■株式会社ウィード
働くすべての皆さまの「手を護る」ことをミッションに、耐切創手袋など作業用手袋の開発・販売を行っています。2021年10月に作業性と安全性を兼ね備えた耐切創手袋の新ブランド「ZIZAI」をローンチし、革新的な安全のソリューションを提供しています。

社名 : 株式会社ウィード
代表者名 : 代表取締役 渡辺 賢司
本社所在地: 千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1
ワールドビジネスガーデン マリブウエスト33階
資本金 : 1,000万円
設立 : 2005年6月1日
事業内容 : 作業用手袋、安全用品の輸入販売
HP : https://www.weed-safety.jp/
情報提供元: @Press