1940年代から始まったEDTA キレーション治療は、当初、鉛中毒患者の治療として使用されていましたが、1950年代にこの治療が心臓疾患など動脈硬化を原因とする心臓血管疾患に有効ではないかという報告がなされ、動脈硬化に対する治療としても応用されてきました。その後1970 年代に入るとこの治療に関する学会が発足し、安全で効果的なEDTAキレーション治療が確立されました。この学会はその後名称を変え、現在はACAM(American College for Advancement in Medicine)として統合医療の最新情報を発信しています。 国内では日本キレーション協会(代表 満尾 正 先生)がキレーション治療を適切に行う医師の育成並びに医師向けにキレーション治療に関する最新情報を発信しています。