「AVITA株式会社」は、大阪大学大学院基礎工学研究科教授であり、20年以上にわたり、人と関わるロボットやアバターの研究開発に携わってきた石黒 浩により設立されました。AVITA株式会社は、これまでの研究成果と、この先、石黒 浩がプロジェクトマネージャーを務めるムーンショット型研究開発制度や、石黒 浩がテーマ事業プロデューサーを務める大阪・関西万博などの様々なプロジェクトや、企業との連携によって新たに生み出す研究成果を、社会に実装するため設立しました。 AVITA株式会社は「Virtualize the Real World」というビジョンのもと、アバター技術によって人々の可能性を拡張します。人は、複数の自分(働く自分、家庭の自分、友達との自分等)で活動していますが、アバターを用いれば、その自分を実世界でさらに多様に拡張し、状況や目的に応じたいろいろな自分で自由に活動することができます。このことを、アバターを用いた実世界の仮想化と多重化(virtualize the real world)と呼びます。AVITA株式会社は、大学発スタートアップとして実世界の仮想化と多重化により、人々を解放する新たな世界を創ります。 このビジョンの実現に向けて、大阪ガス株式会社、株式会社サイバーエージェント、塩野義製薬株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社フジキン(五十音順)より、5.2億円の資金調達を実施しました。各社と事業連携を行いながら、アバターの社会実装に取り組んで行きます。
・鈴鹿工業高等専門学校、大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程を修了 ・City University of London招聘研究員として、「Kissenger」を開発 ・University of Canterbury招聘研究員として、自律対話システムを開発 ・Imagineering Institute招聘研究員として、HRI研究に従事 ・日本テレビにて、アンドロイドアナウンサープロジェクトの立ち上げ ・日本テレビにて、VTuber事業「V-Clan」を創業し、共同代表を務める ・番組、バーチャルイベントなど数々のエンタメをプロデュース
◆塩野義製薬株式会社 当社は、中期経営計画において、従来の医療用医薬品を中心に提供する「創薬型製薬企業」から、ヘルスケアサービスを提供する「HaaS(Healthcare as a Service)企業」への変革を掲げています。アバター技術を活用した医療現場向けの新たなサービスを開発・提供することで、患者さまや社会の抱える困り事の解決に取り組んでまいります。