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株式会社幻冬舎ウェブマ(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:立本正樹)は、同社が運営する「話題の本.com」( https://wadainohon.com )にて2021年8月6日(金)、南青山内科クリニック院長・鈴木孝子氏のインタビュー記事を公開しました。
▼【著者インタビュー】透析に不安を抱えるすべての人に贈る一冊 腎臓内科専門医が紐解く「在宅透析」の可能性
本インタビューでは、透析がスタートしたとしても、前向きに、多幸感を持って生きるためにはどうしたらよいのか、そのノウハウを記した「『生涯現役』を叶える 在宅透析」の刊行に至った思いを、鈴木医師に語っていただきました。
話題の本.com【著者インタビュー】透析に不安を抱えるすべての人に贈る一冊 腎臓内科専門医が紐解く「在宅透析」の可能性
【著者インタビュー】透析に不安を抱えるすべての人に贈る一冊 腎臓内科専門医が紐解く「在宅透析」の可能性 | 話題の本ドットコム : https://wadainohon.com/pickup/suzukitakako/
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――本書を刊行されたきっかけを教えてください。
生活に制限を受けることの多い透析患者さんであっても、前向きに意欲的に生きている方がいらっしゃることをすべての人に認知してもらいたと思ったからです。
透析患者さんのほとんどは、透析以前は「当たり前にしてきたこと」の多くを諦めています。職場や家族から「仕事を辞めろ」と言われたり、体調の急変を気にするあまり自ら外の世界をシャットアウトしたりして、社会参加もままならなくなってしまう自分を作り上げてしまう傾向にあります。
実際、多くの施設は限られた診察時間しか透析を受け付けていませんから、わずかな残業もできず会社にいづらくなったという声はよく聞きます。
しかし、私のクリニックで行っている在宅透析や、夜間の就寝中に透析を行う方法を実践されている方は、仕事を減らすことなく、日常生活にもほとんど支障を来すことなく前向きに生活されています。そうした患者さんが特別なのではなく、患者さんの生き方に合わせて施設側が対応すれば、透析をしながら今まで通りの生活を送ることは十分可能だと考えています。
――鈴木先生が提唱されている、自由な時間に透析ができる「在宅血液透析」について教えてください。
患者さんの自宅に透析の機械を設置し、自ら機械操作を行っていただく透析治療を「在宅血液透析」といいます。ここ10年ほどで、在宅血液透析を実践されている患者さんの数は3倍以上と増えてきています。
在宅血液透析のメリットはあげればきりがありませんが、最大のメリットは「自分の自由な時間に透析ができる」ことと、患者さんの多くが口を揃えます。
仕事や趣味の時間を取りづらい、家族や友人との予定に合わせられないなど、時間的制限を受けるストレスは想像を超えるつらさだと思います。その点、在宅血液透析であれば、空いた時間や、就寝時間に合わせて透析を行うことが可能です。
ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーー
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【著者インタビュー】透析に不安を抱えるすべての人に贈る一冊 腎臓内科専門医が紐解く「在宅透析」の可能性
【著者インタビュー】透析に不安を抱えるすべての人に贈る一冊 腎臓内科専門医が紐解く「在宅透析」の可能性 | 話題の本ドットコム : https://wadainohon.com/pickup/suzukitakako/
医療機関での透析に苦しむ人へ。
食事や水分の制限も、通院の負担もない!
健康な人に近い生活を実現できる「在宅透析」の魅力とは。
わが国で透析といえば一般的に、
医療機関に通って行う「施設血液透析」のことを指します。
実際に9割の患者がこの方法で治療を受けています。
しかしこの方法は、人間らしい生活が奪われるといっても過言ではなく、
導入直後は特につらい治療です。
そこで強くすすめたいのが、家にいながらにしてできる「在宅透析」です。
現代の日本では、脂質や糖質の多い食事や運動不足、
ストレスなどの要因から生活習慣病になり、透析が必要になる患者が増え続けています。
多くの透析患者は病院に通って治療を受けていますが、
この「施設血液透析」では一般的には、1回につき約4時間の治療を週に3回も行わなければならないため、
時間的にも精神的にも負担を伴います。
また、食事などについても厳しい制限を受けます。
そういった透析のネガティブな面は世間一般にも認識されていて、
透析がはじまると「人生終わり」だと絶望してしまう人も少なくありません。
しかし、透析患者にも健康な人と同じように、自由で幸せに生きる権利があります。
透析患者が人生を輝かせるためにすすめたいのが、「在宅透析」という手段です。
「在宅透析」には器械を家に置いて、施設と同じように透析を行う方法と、
自分の腹膜を使って行う腹膜透析という方法があり、毎日実施することができます。
通院回数も減るため自由な時間が増えますし、
施設血液透析よりも体調がよくなるというメリットがあります。
「在宅透析」を活用すれば、それまで諦めていた仕事や趣味などをしやすくなり、
自由な人生を送ることも夢ではなくなります。
本書では、「在宅透析」の基本的な知識やメリットのほか、
慢性腎臓病の家庭でのケア方法、企業が透析患者を雇用する際の留意点など、
在宅透析と慢性腎臓病に関して幅広く解説します。
「生涯現役」をかなえる在宅透析 | 話題の本ドットコム : https://wadainohon.com/books/978-4344934177/
■ 鈴木 孝子/スズキ タカコ
1992年3月、長崎大学医学部医学科 卒業。
東京大学医学部附属病院、小平記念東京日立病院、社会保険中央総合病院で勤務。
2000年3月に東京大学大学院医学部医学系研究科内科学専攻博士課程修了。
高島平中央総合病院腎臓内科部長、森山リハビリテーション病院腎臓内科部長を経て、
2007年4月より駒込共立クリニック院長。
2011年6月に南青山内科クリニックを開業。
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