当社グループは、チリにおいて10か所の太陽光発電所の建設を開始します。合計出力は交流ベースで約6万8,000kW、直流ベースでは約8万kWとなります。

全ての発電所はチリの首都であるサンティアゴから50~400kmの範囲内に建設予定で、小規模分散型発電システム支援制度であるPMGD*に基づき推進するものです。2021年6月以降順次建設し、2022年中に全プロジェクトが操業する予定です。

当社グループは既に2017年にチリにおいて2か所の太陽光発電所を操業しており、これらの案件が完成すると、同国における当社グループの設備容量は8万6,000kW(交流)となります(直流ベースでは、約10万kW)。

チリは2050年までに完全な脱炭素化をするという政府の目標を掲げており、再生可能エネルギーの導入に積極的です。さらにチリは世界でも有数の日射量を有し、その量は日本の2倍強となっています。

当社グループとしてはこうした事業環境を背景に、今後もチリにおける再生可能エネルギー事業の拡大に取り組んでまいります。

*PMGD(Pequenos Medios de Generacion Distribuida):小規模分散型発電システム
情報提供元: @Press